日本を代表する腕時計メーカー「セイコー」。

海外ブランド腕時計も数多くありますが、やはり日本の腕時計が良いとおっしゃる方も多いです。

ゼンマイを巻き上げして動かす機械式腕時計や電池で動くクオーツ腕時計などのセイコー腕時計修理例をご案内いたします。

まずは沖縄県にお住いの方から修理依頼が入ったセイコー機械式腕時計。

はるか遠い沖縄から群馬県桐生市にある(株)福田時計店まで宅配便で修理品が届きました。

キングセイコーのオーバーホール修理例を後ほどご案内いたします。

製造から年数がかなり経っても人気は衰えない。セイコーの腕時計は古くても直して使っていきたいと修理依頼が入ります。

他の機械式腕時計や電池で動く腕時計の修理依頼もご紹介してまいります。

オーバーホールと部品交換で修理完了　税込2万円台

キングセイコー自動巻き腕時計のオーバーホール修理例です。

まず見てみると時刻を合わせるときに秒針を止める停止レバーが機能していない。部品交換で対応します。

古い腕時計は昔から何度も修理されていたり、いじくられたりしているものが見られます。あるはずの部品がどこにも無いなんて事もあるます。油断できません。

さらに、時刻合わせのとき(特に時刻を戻す作業時)にガタつきがありました。劣化していた小鉄車部品を交換することでスムーズに動作するように改善。

一度組立が完了した後に不具合が見つかって再び分解修理や部品交換するなど、なかなか難航した修理となりました。

お客様にはご心配をおかけしてしまいましたが、なんとか自信を持ってお送りすることができました。

群馬県から遠い沖縄県にお住まいの方からお預かりした大切な腕時計。

万全の状態でお送りして、できるだけ長く快適に使っていただきたいという想いを持って修理させていただきました。

製造から40年以上は経っているであろう、セイコークラウン腕時計の修理完了しました。

リューズが故障して巻き上げができない状態でしたがオーバーホールの範囲で直すことができました。

部品はもうないので、もしも部品交換が必要なほどの故障になると私どもではお手上げになってしまったかもしれません。

今回は直せて良かったです。

オーバーホール修理完了　税込1万円台

気品を感じる文字盤、直して使っていきたいというお気持ちもよく分かります。

東京都から群馬県の当店までご来店されたお客様。遠くからお越しいただきましてありがとうございます。

続いて、同じお客様からもう一つお預かりしていたセイコーロードマチックもオーバーホール修理が完了したのでご案内いたします。

セイコーロードマチック腕時計のオーバーホール修理が完了しました。

止まって動かない状態でしたが、洗浄やオイル注油などで復活。

日付表示なしのシンプルな数字表記が上品で素敵な印象です。

オーバーホール修理完了　税込1万円台

オールド腕時計の中でも結構人気があるらしいロードマチック。

オーバーホール修理で直ってひと安心です。

機械はいわゆるセイコー56系ですが、日付表示がないので修理する側としては助かります。

日付表示があると、日付合わせができなくなったという故障が厄介なためです。プラスチックが使われていて壊れやすい上に純正部品が手に入らないので交換修理もできないからです。

古い腕時計は部品交換ができないことが多くなるので修理も難しくなってきます。

当店で出来る範囲で引き続き頑張りたいところです。

電池で動くセイコークォーツ腕時計の修理が完了しました。

すぐに電池が終わってしまう症状が出ていたので調べてみると、磁気帯びがひどい状態でした。

磁気帯びについて、マグネット(磁石)や磁気を発生させるものに腕時計を近づけすぎると不具合の原因となります。さらに磁気を発する物から遠ざけても引き続き不具合や誤動作などが起こるようだと磁気帯び状態です。

磁石の影響が時計の動作に悪影響として表れることがあります。

電池で動くクォーツ腕時計も影響を受けます。時刻が合わない、遅れる・進む、止まるの原因になることがあります。

今回は異常なまでに電池を消費してしまい、電池残量がすぐに切れてしまう状態になってました。

磁気抜き作業で改善できますが、今回は症状がひどかったためムーブメント(機械)交換となりました。

ムーブメント交換ほか　数千円で修理完了

お客様とお話をしても、今一つ「磁気帯びの原因となったもの」が特定できませんでした。

磁気は身近なものにもたくさんあります。

例えば携帯電話です。電話部分だけでなくケースにも注意が必要です。

特に最近はスマートフォンに手帳型のケースをつけているのをよく見かけます。これがまた磁気帯びの危険があります。

スマホの手帳型ケースには開閉部分に磁石を使っている物もあります。当然、腕時計を近づけすぎれば磁気帯びの原因になります。スマホだけでも危ないのに、ケースの磁石まで追加されると危険度は倍増してしまいます。

そして、磁気帯びを知らない方の中にはスマートフォンの上に腕時計を置いてしまう方もいらっしゃいます。故障の原因になるため絶対にやってはいけません。

他にもハンドバックの留め具のマグネットや家電やスピーカーなどにも注意が必要です。

対策は磁気を発する物から距離を離すこと。5センチ離すだけでもかなり防ぐことができます。ご注意くださいませ。

昔に流行したデジアナ腕時計の修理ができました。電池交換しても動きませんでしたが、なんとか直すことができました。

デジアナとは二つの時計表示を持つ腕時計です。液晶に時刻を表示するデジタルと針をカチカチ動かすアナログ部分が一緒になった腕時計です。

60代半ばのお客様にデジアナ腕時計を直した話をしていたら「懐かしい！」と興奮気味に反応されました。

デジアナ腕時計のオーバーホール修理は困難です。やるとしても部分修理で直ればラッキーといった具合となります。

アナログ部分はまだしも、特にデジタル部分が壊れると私どもでは修理できません。

電池交換 + αで修理完了

今回はネジ交換と電池交換で直りました。

本来使われるネジと違うものが入っていたため、動かなかったようです。以前どこかでいじくられた時に違うのが入ってしまったのかもしれません。

正しいものに交換したら動作したため、お客様に無事にお渡しできました。

群馬県桐生市で創業60年以上。宝石・メガネ・時計の(株)福田時計店です。

セイコーなどの日本メーカーの腕時計修理ほか、ロレックスやオメガなどの海外ブランド腕時計の修理やオーバーホールやっております。

腕時計のブレス(金属ベルト)の修理や革ベルト交換もやっております。

電池交換やベルトサイズ調整もできます。他で購入された腕時計でもOK。店頭で即日対応いたします(混雑時や一部ブランドは日数がかかることがあります)

腕時計修理お見積り無料です。

営業時間　9：40～18：40

定休日　水曜日・日曜日

住所　群馬県桐生市東町808

TEL　0277-45-2383

店舗専用の駐車スペース4台分あり

万が一、満車の際はご連絡くださいませ。

日本の腕時計といえばセイコーを挙げる人が多いように、日本の名所といえば城跡は欠かせません。

城跡にある神社へ遊びにいったら、橋を守る見張りたちに遭遇。

よそ見してる今のうちに通り過ぎられるかな……？

見つかってしまいました。このあと足元まで近づかれましたが、戦利品(食べ物)を持ってないと分かったらスルーされました。

城跡といえど警備は厳重！？なんちゃって。