ローター部故障で一瞬焦るも修復完了 セイコーマチック分解修理・風防交換の修理例ほか 電池交換例も
群馬県太田市のお客様から、セイコーマチック26石オートマ腕時計のオーバーホール(分解修理)・風防交換修理のご依頼です。
古い腕時計の修理先を探して、(株)福田時計店まで持ち込まれる方が増えてます。
さて、自動巻き機能に欠かせないローター部分に故障が見られます。だが、もう純正部品が手に入らないかもしれない!? まいったなと頭を抱えることに。
しかし、結果は修復することで無事に修理完了。
思ったより良い精度も出てひと安心。
修理にかかった日数や料金についても書いていきます。
オーバーホール+風防交換修理
お預かり時から風防交換のご希望あり。
部品を用意してオーバーホールと一緒に交換します。
機械のほうは大丈夫そう、と思ったら自動巻きに使うローター部に不具合が。
製造から年数が経ってる腕時計なので、純正品が見つかるかどうか。
今回は修復で直りましたが、古い腕時計は部品交換に特に気を使います。
セイコーの自動巻き(オートマ)オーバーホール基本料金は¥12,800 + 税
風防は通常数千円で交換できました。修復はオーバーホール代に含まれております。
精度が思ったよりよく出ていました。古くても侮れないなと思わされます。
通常はオーバーホールに約3週間前後いただきますが、今回は年末年始を挟んだことと部品の事もあって、およそ1ヶ月程度かかってしまいました。
嬉しいことに、修理をお待ちの間にシチズンの腕時計のオーバーホールもお預かりいたしました。こちらもオーバーホールと風防交換。
組み立て後に試していたら遅れが出てしまっているので、お渡しできる状態になるまでもう少しかかりそうです。また後日、紹介できればと思っております。
修理お見積もり無料
詳しくは店頭までお越しくださいませ。
湿気が入り込んだセイコークォーツ腕時計を修理・革バンド交換
水が入り込んでしまったか、故障して止まってしまったセイコークォーツ腕時計のオーバーホール例です。
ベルトも水に浸かってしまったためか、ボロボロになってしまったということで革バンドも交換済み。
国内メーカーの通常品クォーツ腕時計であれば、1万円以下でオーバーホール修理承ります。
電池交換ラッシュにより、電池のストックが切れて慌てた日
年末から今日まで、特に多かったのが腕時計の電池交換。
思い出せる範囲でも、セイコーやシチズン各種、カシオGショック、タグホイヤー、オメガ、ルミノックス、スイスミリタリー、DIESEL、NIXON、エルメス、シャネル、グッチ、カプリウォッチ等々……。
また、腕時計18本がお店に届く!
宅配でのご依頼で、すべて電池交換もしました。
おかげさまで電池ストックが枯渇。首を長くして新しい電池が届くのを待つハプニングもありました。
(株)福田時計店の電池交換は、ただ電池だけを替えて終わりではありません。
パッキンのグリスアップ(メンテナンス)、消費電流の確認も同時に行います。
パッキンの点検によって防水性をできるだけ保てるように配慮。
消費電流をチェックすることで電池の持ちがどのくらいかを確認します。
もしも異常な値が出たらお知らせ。電池が長く持たない可能性や分解修理が必要かもしれないといったご案内ができます。
以前より電池交換のサイクルが早い……?と思ったら、消費電流の値をチェックすべきですね。
電池は安心して使えるよう、基本的に国内メーカー品を使用。お急ぎの方向けに即日で電池交換できます(混雑時はお日にちを頂く場合がございます)
電池交換は国内メーカーなどの通常品は¥1,000
オメガなどの高級ブランド腕時計は¥2,000
詳しくは店頭にてご説明いたします。ご来店お待ちしております。
2018年1月25日(木)は都合により、臨時休業いたします。
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宝石・メガネ・時計の
(株)福田時計店