Hamilton(ハミルトン)機械式腕時計のオーバーホールが完了しました。

群馬県桐生市の時計屋、(株)福田時計店です。

今回は、水滴やガラスが曇るとお悩みの腕時計を修理。

時計内部に湿気があると思われるので、オーバーホールをおすすめしました。

色々と気になる所があり、当店に修理依頼が入ったハミルトンの腕時計。

自動巻きで裏蓋がシースルー。機械が動いている様子を見られるイイ時計。

さて、お客様が気になるところは……

ガラスが曇る。特に手に持つと出やすい。

体温による温度変化で中の湿気が出てきてしまうのか。

それ以外にも、ガラスの内側に水滴のようなものも見える。

とにかく見ていて気分の良いものではないですね。

湿気は時計の動きにも影響します。金属がサビてしまう危険があるためです。

つまり、湿気のせいで時計が壊れます。

オーバーホールによってサビの原因を取り除く。

そして、水分から守るために必要なパッキンも新しいのに交換。

見た目もキレイに仕上がりました。

お客様にご満足いただけて何よりでした。

時計内部に残る湿気も取りきるためには、オーバーホールが必要です。

ガラスを拭くだけでは足りません。

「ガラスが曇る」、「水滴がある」、

こういったのを見つけたら、早めに時計屋さんへ持っていきましょう。

部品がサビて交換が必要、ってことになると高くつきます。

水分にご注意。

また、時計本体だけでなく革バンドに対しても良くない湿気。

夏場のジメジメした季節だけでなく、今も念のため気を付けたい所です。

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