群馬県桐生市で創業70年 親切と真心の店。

セールストークじゃなく、「オーバーホールは何年おきにするべきか」正直に考えてみた【ロレックス修理例】

よくある質問「オーバーホールの頻度とタイミング」へのお答えと、ロレックス修理例2つご紹介

群馬県桐生市でROLEX (ロレックス) のオーバーホール修理、やってます。

太田市からお越しいただいたお客様からのご依頼です。

 

分解修理を行い、注油して快適に動作するようにリフレッシュ。パッキンも交換して湿気対策します。

後は精度や調子を確認後にお渡しできます。

料金は、オーバーホール基本料金 ¥25,000+税 で完了しました。弊社の時計修理料金表はこちら

 

また、ガラスが割れて故障したロレックスも修理できました。

料金など、詳しくは後ほどご紹介。

 

さて、時計修理を承っている色々なご質問を頂戴します。

中でも、ロレックスをお持ちの方に一番よく聞かれる質問があります。

本当によく聞かれる質問。それは……、

 

「何年おきにロレックスをオーバーホールするのが良いか」

 

特に高級ブランド時計だと、やはり迷いますよね。

 

そもそもどうしてオーバーホールが必要なのか

ロレックスをはじめとする機械式腕時計は多くの部品の組み合わせで動作しています。

 

長年使用していると油の劣化によって、部品同士の摩耗が増えます。動作するときの負担も大きくなってきます。

また、湿気が入り込んでいるのを放置してしまう危険があります。中の部品がサビてしまい、故障の原因になります。

 

壊れた部品は交換すれば直りますが、特にブランド時計だと部品代が高くつきます。

油切れやサビによる故障で部品交換が必要になる前に、オーバーホールしておくと安心です。

どの答えが正解か迷う、オーバーホールの間隔。「4~5年に1回 or 気になる症状が出たら」、と私どもは答えています

人によって答えが違うから難しい「何年おきにオーバーホールに出すべきか」の質問。

 

ロレックスのような機械式腕時計のメンテナンス、どのくらいの頻度でやるのが正解か。

 

店舗にお越しいただいた、ROLEXユーザーからもよくご質問があります。

金額もかかることですが、何より愛用している腕時計のことだけあって関心が高いですね。

理想は「3年に1回」かもしれないが、セールストークに聞こえる?

ロレックスのような価値ある腕時計ほど、オーバーホールすべき頻度に迷うもの
ロレックスのような価値ある腕時計ほど、オーバーホールすべき頻度に迷うもの

何年おきに分解修理(オーバーホール)するべきか。考え方は人それぞれあります。

 

よく「3年に1回はやったほうがいい」という意見があります。

しかし、機械式腕時計に定期的なメンテナンスが必要だと知らない方は驚かれます。「そんなに短い間隔でやらなきゃいけないの!」、と。

また、「3年に1回なんて、ただのセールストークじゃないの?」という鋭い意見を実際に聞いたこともあります。

金額と必要性のバランスを考えた結果、「4~5年に1回はメンテナンスを」

決して安くないオーバーホール料金。

私どもでは「安すぎず」。でも、「高すぎない」オーバーホール料金でやっております。

 

最近出回っている腕時計の場合、

金額とのバランスを考えると、4~5年に1回くらいでいかがですかという考えになりました。

ただし、気になる症状が出ていたら話は別。すぐに修理に持っていったほうがいいですね。(詳しくは後述)

 

ただ、アンティーク時計だともう少し早めのオーバーホールがいいかもしれません。

防水が効かない時計があり、湿気によるサビや劣化が心配されるためです。

 

壊れるまで修理に出さない考えもありますが、修理代が高くつくことが心配

動かなくなるまでオーバーホールに出さない。時計が止まったら修理にだせばよい。

という考えもあります。

しかし、いざ修理となったときに部品代が高くつくことが心配です。

 

また、1ケ所の故障がさらに故障個所を増やすこともあります。

調子が悪くなったにも関わらず、無理して腕時計を使用しつづけた結果、故障個所が増えてしまいました。

歯車の欠けた破片が引っかかり、他の部品までダメにしてしまいました。

 

壊れる限界まで使い続けるのはオススメできません。

あれ、何か変だなと感じたら、オーバーホールのご検討を

ロレックス エクスプローラーのオーバーホールとガラス交換修理を承りました
ロレックス エクスプローラーのオーバーホールとガラス交換修理を承りました

ガラスにヒビが入って割れたロレックス。ガラス部品交換とオーバーホールを承りました。

細かいガラスの破片が時計の中まで入っている恐れがあるため、分解修理が必要でした。

料金は、ガラス交換+オーバーホール+ポリッシュ加工(金属磨き新品仕上げ) で 約5万円ほど)

 

このように明らかな故障だと分かる場合はもちろんですが、

気になる症状が出たらオーバーホールがオススメです。

 

以前より時間が大きくズレる、止まりやすい、変な音がする、など。

「何か変だな」と思われたら、私どもにお任せください。

 

群馬県桐生市で時計修理やっております。太田市、伊勢崎市、栃木県足利市からお越しいただくお客様からも、よく時計修理のご依頼があります。

 

お見積り無料です。腕時計を持って(株)福田時計店までお越しくださいませ。

時計修理例、いろいろ掲載しております

人気のロレックス、オメガほか、ブランド別に修理例を掲載中です。

 

 

お正月の間に、壁掛け時計の“大物”も修理完了。こちらは「お問い合わせフォーム」をきっかけにお越しいただけました。

営業時間中のお電話が難しい方はぜひ、お問い合わせフォームをご利用くださいませ。

 

 

年末と年始の仕事始めからの数日間で、結構な数の時計修理依頼がありました。

見積もり結果をお伝えしてご納得いただき、順調に修理進行中です。

 

引き続き、(株)福田時計店をどうぞ、よろしくお願いします。