普通のカラーレンズと違い、機能性を持つものがあります。それが「HOYAキャリアカラー」。

眼鏡レンズ大手のHOYAが取り扱う機能カラーは優れた特徴を持っています。

・一般的なカラーレンズと異なる、まぶしく感じる波長の光を優先的にカット

・色の明暗を分かりやすくしてくれる

・車の運転やパソコン画面の見やすさアップ

・薄めの色でもまぶしさを防ぐ効果に期待できる

・薄い色なら日常で使いやすくあらゆる場面で使いやすい

といった具合に普通のカラーレンズより良いところがたくさんあります。

群馬県桐生市の(株)福田時計店でもお客様に好評の眼鏡レンズカラーです。

メガネの名産地「鯖江」に工房がある谷口眼鏡「TURNING」ターニング眼鏡フレームにHOYAキャリアカラーレンズでご購入いただけました。

レンズ度数も前回と変わっていたので新しい度数になりました。より快適にラクなメガネに仕上げることができました。

しかし、残念ながらまだ知名度があまりないのです。

そこで今回はキャリアカラーについてご紹介します。

また、見やすさとオシャレさを併せ持つ、絶対に検討してほしい2つのカラーについてもご案内いたします。

度数付きレンズにも追加できる機能カラー「キャリアカラー」のご紹介です。

キャリアカラーの特徴は短波長の光を優先して抑えるようにできてる点にあります。

短波長の光は強い散乱光になりやすく、まぶしさやチラつきを感じやすくなる原因になります。

つまり、目に届く短波長の光を優先して減らすことは効率よいまぶしさ対策と言えます。

期待できるおもな効果として、色の明暗(コントラスト)がハッキリして物と物の境目が見やすくなります。車の運転やパソコンの液晶画面などを見るのに特に役立ちます。

さらに青色光(ブルーライト)も減らすことができます。

まぶしさを防ぐなら一般的なカラーでもできます。けれど、まぶしさを防ぐためにそれなりに色を濃くしなければいけません。

色を濃くすればそれだけ視界も暗くなるので夕方や夜間では注意が必要になります。色が濃いものだと「夜間の車の運転に適さない」と注意が入るものもあります。

また、暗くなりすぎたら室内でも使いにくいものなってしまうことでしょう。

ひとくちに「キャリアカラー」といっても色の種類がたくさんあります。正直いって迷ってしまうほどです。

ファッションアイテムとしても大事なメガネですから、機能だけでなく見た目にもこだわりたいところです。

まず検討していただきたい最初の色は決まっております。

それはブラウン(茶色)です。

当店人気ナンバーワンの茶色。濃さは15パーセントと25パーセントがあります。

おすすめは15パーセントです。

チラつきを抑えつつ夜の運転も大丈夫なほどの明るさを確保できます。1日中使う普段使いのメガネに導入しやすいカラーです。

肌に近い色で馴染みがよく、目元が暗くなりにくいのも嬉しいポイント。

控えめなブラウンは色付きレンズが初めてな方にも慣れやすいカラーです。

全体に色がつくフルカラーと、レンズの上から下へいくにしたがって色が薄くなるグラデーションカラーがあります。

まぶしさを抑える目的ならフルカラーがよく、色が薄めで自然な印象にしたいのであればグラデーションがおすすめです。

写真のレンズはフルカラーの15パーセントです。

朝から夜まで掛けていても大丈夫にしつつ、まぶしいのはしっかり抑えたいというお客様のご要望によりフルカラーとなりました。

できあがったメガネをさっそく店内でかけていただき、まず驚かれていたのが「店内のライトがまぶしく感じにくい」ということでした。

店内にはたくさんのLEDライトが商品を照らしております。ライトのほうをまともに見れば、どうしても刺激が強くまぶしいと感じやすいものです。

キャリアカラーレンズの得意分野である、明るさをキープしつつ眩しさを的確に減らせるというのをさっそくご体験していただけました。

ありがとうございました。

メガネ単体でみると色が濃く目立ちそうに見えますが、実際メガネは顔に着けるものです。

日本人の肌色に馴染みやすいブラウンカラーは最初の1本として選びやすいものとなります。

もうひとつ試していただきたい色がグレーです。

ブラウンでどうもしっくりこない、肌がくすんで見えるという場合は試す価値があります。

ブラウンカラーと同じように主張しすぎない色です。クールで都会的なイメージになります。

色の変化が少ないのでドライブ時の信号の色なども違和感なく見やすくなります。あらゆる場面で使いやすいのが好印象です。

フルカラーにすると色の濃さがやや目立ちがちになります。15パーセントのグラデーションカラーにすると暗く感じるのをやわらげてソフトな感じになるのでおすすめです。

もちろん、しっかりまぶしさやチラつきを抑えたいならフルカラーや濃いめの25パーセントもありです。

HOYAのキャリアカラー、他にも色がたくさんあります。見本があるので気軽にお試しもできます。

キャリアカラーのピンク色を選んだ方のお話など、ここでは書ききれないこともご案内できます。

度数付きレンズにオプションで追加できます。まずは生活や目的に合ったレンズ度数にするのが大前提です。

なお、度数が無い平面レンズでも作ることができます。詳しくはお問い合わせくださいませ。

日常生活の快適な見え方に役立つ「キャリアカラー」、レンズカラーはおしゃれ目的だけでなく機能的に優れたものがあるというお話でした。

もちろん見え方で一番大事なのは目的に合ったメガネレンズの度数であるかがあります。メガネは見たいものにピントを合わせるための道具です。

一人ひとりに合わせた適切な度数のレンズが入ることで真価を発揮します。

見え方の確認無料でできます。(株)福田時計店はメガネのプロである「認定眼鏡士」在中店です。店員までお声をかけてくださいませ。

今回お客様にお買い上げいただいた「TURNING」ターニング。

鯖江の中でも物づくりが盛んな「河和田」地区にある谷口眼鏡が手掛けるファクトリーブランドです。

派手な装飾や大胆な宣伝広告などはなく、実直さと使いやすさがウリです。

掛ける人のことを想って丁寧に作られたメガネです。

磨き抜かれた生地が美しく、掛けやすさにも配慮されています。

メンズ人気ナンバーワンのメガネフレームですが、最近は女性人気も出てきております。

ミステリアスなカラーリングが印象的な、ちょっと変わったメガネフレーム。ほかにもいろいろなメガネを取り揃えております。

目元を軽やかにしてくれる、透明感あるクリアな生地を使ったメガネフレームのご紹介です。

まずは気分まで明るくなりそうなピンク色が目を引くメガネフレームから。

目元をパッと明るくしてくれそうな色使いがキレイです。

上から下へグラデーションのように色が変わっていくのが抜け感あっておしゃれです。

メガネの腕(テンプル)は金属になっています。いわゆるコンビフレームというものです。表部分の遊び感あるデザインをきゅっと引き締めるチタン金属です。

ちょっとアンティークさを演出する加工が素敵です。

耳元はシンプルに軽やかに。

生地の美しさはさすが「ターニング」といったところです。

丸みのある形が印象的。掛けるだけで、やわらかな雰囲気で親しみやすさがアップしそうなメガネフレームです。

やや個性的でありながら、ブラウンを基調とした温もりあるカラーリングと透明な生地によってうまく調和されています。

お鼻あては日本人に合いやすい形です。まつげがメガネにあたりにくくなるように、しっかり盛られてます。

ぶつかったりしても変形の心配が少ないのも安心です。

目元から耳元まで妥協なく作られたメガネフレームです。

群馬県桐生市の(株)福田時計店は「TURNING」正規取扱店でございます。

他にもたくさんのフレームがあります。

ぜひ店頭でご覧くださいませ。

群馬県桐生市で創業60年以上。

宝石・メガネ・時計の(株)福田時計店は「認定眼鏡士」在中店です。

見え方の確認、無料でできます。

メガネは見たいものにピントを合わせやすくするための道具であるべきと考えております。

遠くがよく見えるのが良いメガネ、といったような単純なものではありません。

一人ひとりの目的をかなえるメガネに仕上げたり、お悩みを解決するメガネができるように時間をかけてじっくり対応できるようにしております。

ご相談お待ちしております。

宝石・メガネ・時計　(株)福田時計店

・住所

群馬県桐生市東町808

・営業時間

午前9：40～午後6：40

・定休日

水曜日と日曜日

・電話番号

0277-45-2383

・駐車場

専用スペース4台分あり

・駅からのアクセス

JR桐生駅より徒歩約15分

西桐生駅より徒歩約10分

次の世代に伝えたい、残していきたいメガネがある。

眼鏡のマエストロ(達人)を目指して活動中。

メガネの選び方のポイントや生活の役に立つメガネレンズのご提案など、メガネに関する情報をブログにて発信しております。

2021年のGW中に山の事故が何件かあったと報じられてました。天候悪化で吹雪になってしまい、道が分からなくなったのが原因ではないかという情報を聞きました。

写真は谷川岳の一場面。ロープウェーがある場所への帰り道です。

いわゆる残雪期です。前に撮った写真なので今はもっと雪が少ないと思います。

ちゃんとしたところを歩けば安全です。しかし、左側に寄りすぎて落ちると面倒なことになります。

天気が快晴で風も穏やかなら歩きやすいのですが、それでもちゃんと見えていないと危険度が上がります。

例えば雪が解けて岩が出ている場所があったら要注意。靴のアイゼン(氷や雪ですべらないようにする爪)を岩にひっかけると転倒の原因になります。

より良い見え方が大事だと気づかせてくれます。

今回ご案内したことで、まぶしさを防いでくれるカラーのことを知っていただけると嬉しいです。