群馬県桐生市で創業70年 親切と真心の店。

「アメリカのメガネは高い」というが日本は? 生活保護で作れるメガネ金額上限から考えてみる

レンズつき眼鏡が1万円以下が普通だと思った方へ 生活保護で認められてる支給額を見ても同じことが言える?

アメリカの眼鏡は価格が高い、という話題が盛り上がっている。

記事によると、「アメリカではメガネフレームの平均価格が約¥25,000、単焦点レンズが約¥12,000」とのこと。

なぜアメリカでは「メガネ」がとてつもなく高いのか?

理由については、1社が独占状況といえるほど巨大な力を持っていて他社がなかなか出てこない。だから製造価格と比較して値段が高いまま放置されているのではないか、という考察で締めくくられています。

とはいえ、該当の記事の中では「価格に見合ったメガネを消費者は手にしている」という意見もあって、法外な金額とまでは言えなそう。

 

さて、アメリカのメガネって本当にとてつもなく高いのか。メガネの価格を語るのに製造費だけ見るのでは50点。

記事では触れられていない、快適なメガネに仕上げるために必要な「コスト」がある。後ほど書いていきます。

 

さらに日本ではどうなのかを考える。日本の場合、いくら以上のお値段で高いと言えるのか。

一つの基準として当店でもたまにある「生活保護の支給額のみで作れる眼鏡」で考えてみます。

 

「1万円以上のメガネなんて高い!」と思ってる方へ お覚悟を。

メガネは治療道具という考え方

アメリカで眼鏡を注文したことはありませんが、10年以上前に横須賀のアメリカ海軍基地内でオプトメトリストの仕事内容を見学させていただいたことがあります。

国家資格を持つ専門の検眼士が数十分かけて目が正しく機能しているかを含む検査をします。

右と左、両方の目をうまく使えてるかどうかなどもチェックします。視力の数値だけではない

 

「見る力」を重要視しているのが印象的。

 

アメリカでは眼科医やオプトメトリストのような処方箋がないとメガネを作れないのです。メガネを販売する人とは別の専門家がいることが、日本とは全然違います。

メガネは視力矯正という治療用の道具であることを思い知らされました。

 

他にも「アメリカではレンズの薄さにはそこまでこだわらない」という意見を聞きました。理由は薄く作りすぎると心配だから。

万が一レンズが割れて目を負傷したら訴訟モノになるからとか、アメリカらしいですね。

 

アメリカのメガネの価格は確かに安くはないでしょう。しかし、そう高すぎるとも思えないのです。見え方をよくする治療道具という観点から考えればある程度は仕方ないかなと。

安物は耐久性に劣ることがあるため、半年使うだけなら大丈夫でも何年も使う物と考えると不安です。

メガネは普通、何年も使い続けるものです。記事では1本のメガネについての価格ばかりで、長く使えることについてはあまり言及されていません。

 

また、眼鏡は購入してハイおしまいではありません。使っていれば曲がってしまったり掛け心地が変わってしまうことがあります。そういったアフターサービスも大事です。

 

日本とアメリカでは文化などの違いがあるでしょうが、購入したお店のメガネであれば普通はいろいろ面倒みてくれるはずです。

さらに、安いお店との違いは購入後のサービスで表れると考えられます。より良いサービスを維持するために時間や人件費がかかりますから。

生活保護の方のメガネは治療用 認められてる金額について

さて、日本のメガネは高すぎるでしょうか。ピンキリでしょうが、今の時代で高いと感じてる方はそう多くないでしょう。

ホントに大丈夫かと心配になるような金額で買えてしまう物もあります。

 

ファッションアイテムとして「おしゃれさ第一」であれば安くて手軽に楽しみたいというの、よくわかります。

とはいえ、メガネをかける目的の多くは「見えない・見えにくいのを直す」である。

視力矯正用の治療用道具として考えれば、ある程度の品質は必須。

そこで、必要があれば生活保護の方に認められている「視力矯正の治療用眼鏡」に注目した。

 

生活保護で作ることができるメガネの支給額はいくらか。

支給される限度額は視力や乱視の有り無しなどによって異なるが、おおむね2万円前後である。

2万円であればほぼ自己負担なしで度付きメガネ1式を手にすることができる。

(地方によって金額や条件は異なります、例えば群馬県桐生市では遠近両用メガネが就労者にのみ認められる等)

(簡単には認められず、一度作ったら4年は次のメガネを作ることができない点。医師の診断が必要など手続きや条件も色々ある。)

支給金額が適正かどうかはとりあえず置いときます。

 

なお、当店であればレンズつきメガネ2万円あれば自信を持ってご案内できます。

逆に言うと1万円以下では無理ですね、私どもの場合は。フレームやレンズの品質も値段で制限されて厳しい。もっと厳しいのが、きちんと見え方のチェックをして掛け心地もしっかり合わせて購入後も変わらずアフターフォローをしていくと。いわゆるブラック!

レンズつきメガネ一式で2万円が一つの基準か、治療道具として何年も使用するのに耐えるメガネなら

度数レンズつきメガネ1式2万円。この金額は「とりあえず高いメガネではない」という結論でいいでしょう。健康で文化的な最低限度の生活に必要なメガネってわけで。

当店で眼鏡を作られた生活保護の方々も調子よく使っていただいているようです。メガネフレームの洗浄や掛け心地などの調整で時々お越しいただいております。

 

金額についてですが、メガネフレームやレンズの品質だけで決まるものではありません。

メガネを快適に何年も使っていくなら「メンテナンス」が必須です。

ネジのゆるみや変形を直したり、何かの拍子に変わってしまった掛け具合を微調整したりするのも長持ちさせるのに大切です。

 

そういえば「アメリカのメガネがなぜ値段が高いか」という記事でも、アフターフォローやメンテナンス、掛け具合の調整については語られていませんでした。

まあこの辺は「できて当たり前」ということでしょう。

ただ、当たり前とはいえ忠実に実現するのは結構難しい。特に激安メガネを売るお店だと、安い分だけ数を多くこなさないといけません。お客様一人ひとりに対応できる時間や人員も限られるでしょう。

(値段が高いお店なら絶対大丈夫かというとそうでもないので、油断は禁物)

 

 

メンテナンスで本当にメガネが長持ちするのか。答えは、長持ちします。こんなことがありました。

激安店でメガネを買ったがロクにメンテナンスしてくれない。仕方ないのでお客様自身で直そうとして壊れてしまった物が修理に持ち込まれたことがあります。

きちんと店で対応して直してればまだ使えたかもしれないのに。

真面目にアフターサービスなんかしてたらもっと技術のある店員が必要になって、金額に見合わないってことでしょうね。

 

決して安いメガネを批判してるわけじゃありません。ただ、安さには理由があり、どこかに「しわ寄せ」がきます。

メーカー様の協力で実現 メガネの産地「鯖江」で作られたメガネフレームが標準レンズつきで¥16,000

さて説教くさい(?)のはここまで。

いろいろ言っても人間やっぱり安いほうが魅力。とはいえ、なかなか日本製の良いメガネをすごく安くというのは難しい。

そこでご存知メガネの名産地「鯖江」に大きな工場を持つ有力メーカー様が立ち上がりました。

4万円をこえる価格でも大ヒット「ラインアート」などの眼鏡フレームを作っている「シャルマン」社の協力で実現。

 

標準レンズつきメガネ一式¥16,000+税 日本製「アクアリバティ」

当店で取扱いが始まったばかりということで先行価格でご案内中。

 

フレームは日本製。軽さと掛け心地を向上させるベータチタン金属を採用。日本人の顔に合わせやすくするために設計されてます。日本人の顔データを購入して研究したという徹底ぶり。

さらにメガネ店できめ細かく調整しやすいモダン(耳あて)で眼鏡店としてもニッコリ。自信を持ってフィッティング(かけ心地の調節)ができる。

 

レンズはセイコーやニコンの薄型UVカット汚れがつきにくい撥水コートつき単焦点レンズ。

遠近両用も¥23,000+税でご案内可能。

見え方の確認無料。購入後のメンテナンスや変形直しなども無料。アフターサービスお任せください。

 

当店で新しく取扱いがスタートした「アクアリバティ」。どんなフレームがあるか、これから写真つきでご紹介します。

多くの方に似合いやすい、すっきりしたデザイン。

余計な装飾をなくしてシンプルに。

ちょっぴりアンティークさを感じさせる作り、ミル打ち加工を思わせるデザイン。

さりげない部分ですが、枠を引き締めるような印象になります。

細かいところまで工夫されてます。

日本人に合いやすい眼鏡をお求めならやっぱり日本製

鼻にフィットしやすいノーズパッドを採用。

調整しやすいクリングス(鼻当ての細い金属)形状で掛け心地の調整にしっかり配慮されてます。デザインありきで変な形だと調整が効かなくて困ることもあるのですが、さすがは日本製。ぬかりありません。

日本人に合いやすいメガネを作りにはどうすればいいのか。眼鏡フレームメーカーのシャルマン社では顔データを購入して研究し、「アクアリバティ」に採用。

多くの日本人に合わせやすいよう計算されてます。

 

形を見れば分かる通り抱きかかえるような形状になってます。ズリ落ちにくくて安定して長く掛けていても疲れにくくなります。

もちろん一人ひとりに適切に合わせるフィッティングを行います。

「フィッティングしなくても誰でも合うメガネ」とか嘘です。より良い掛け心地のためには微調整は必須。

眼鏡がズレると見え方にも影響します。なにより快適さが違います。

 

耳にかかる部品「モダン」。メガネがずり落ちないよう工夫が施されてます。

 

お客様目線だと気付きにくいのですが、メガネ店としては大変ありがたい機能があります。

それは、思った通りに動かしやすく調整しやすいのがポイント。

基本的に良いメガネはスムーズに動いてくれるものですが、レンズつきで¥16,000の眼鏡フレームで実現されたのは素直にすごいのです。

ころんとした丸みのある形。いま人気のある柔らかい印象の眼鏡フレームあります。

最近流行っているから挑戦したいという方にもピッタリ。

レンズ込みで2万円以下なら試してみるかってことにもなりそう。

人気のネイビーカラー。掛けるだけでお顔を引き締められると今大人気の色もあります。

 

まだプレスタート、お試し価格で始まったレンズつきメガネ一式セット価格。

高すぎない日本製メガネが選び放題。

レンズはセイコーかニコンをご案内。屈折率1.60薄型で紫外線カットと汚れ防止つき。

追加料金でカラーを付けたり、ブルーライトカットを付けたりとオプション追加もできます。

 

度数レンズつきメガネセット¥16,000+税 先行開始しました。気になる方はぜひご来店くださいませ。

メガネに関するご相談お待ちしております 店舗情報

見え方の確認無料。いまのメガネがうまく見えているか、チェックすぐできます。

メガネに関するご相談無料。

レンズ入れ替えのみもOK。お見積りできます。眼科処方せん歓迎。

営業時間 9:40~18:40

定休日 水曜日・日曜日

住所 群馬県桐生市東町808

TEL 0277-45-2383

次世代に残したいメガネがある 群馬県桐生市で眼鏡マエストロを目指してます

激安メガネが蔓延るなか、いよいよ日本の眼鏡フレームメーカーも立ち上がりました。

メガネの価格を語るのに製造費だけ見るのでは片手落ちです。購入後のアフターサービスこそが大事です。

群馬県桐生市で創業より60年以上、地元で眼鏡に携わってきた当店は掛け心地や快適さを大切にメガネをご案内しております。

「日本製メガネフレームと度数つきレンズがセットで¥16,000」みなさまに受け入れられたらうれしいですね。