群馬県桐生市で創業70年 親切と真心の店。

「できない」より「やってみる」。人に喜ばれる時計修理はポジティブさが大事

TUDOR(チュードル プリンスデイト)オーバーホール修理例と「無理」と他で断られたシチズン腕時計の電池交換

止まって動かなかったTUDOR PRINCE DATE(チュードル プリンスデイト)の修理例をご紹介。

 

分解修理(オーバーホール) と ゼンマイ交換修理が完了しました。

きれいなホワイトの文字板にスッキリしたデザイン。精悍ですね。

 

修理金額や修理にかかった日数なども後ほどご紹介していきます。

 

 

また、他で断られた、出来上がりまで1か月かかる、と言われ続けたシチズンの腕時計の電池交換も即日完了。

 

なぜ他で断られたのか、についても考えました。後で書いていきますね。

 

 

さて、ほかで断られた電池交換。お客様から本当にすぐに電池交換できるの!?と驚かれたのが印象的でした。他店で“ネガティブな言葉” を言われ続けていたためでしょうね。

私どもでは「やります」・「挑戦します」をモットーに、ポジティブな気持ちを持って修理に挑んでおります。

「すぐにできません」、「ウチでは無理」といったネガティブな言葉を聞かされるよりずっといいですよね。

そのあたりについても率直に書いていくのでお楽しみに。

 

チュードルの自動巻き腕時計、分解修理+ゼンマイ交換で修理完了

うまく動かないということでお預かりした「チュードル プリンスデイト」の修理例です。

オーバーホール(分解修理)とゼンマイ交換にて無事直りました。

 

自動巻きの腕時計を動かすのに欠かせないゼンマイ。

チュードルだけじゃなく、ロレックスやオメガなどでもゼンマイ交換はよくある修理ですね。

 

修理にかかった日数は約2週間ちょっと

自動巻き腕時計のオーバーホールが完了するまで、通常2~3週間ほど頂いております。

こちらのチュードルも2週間と少しで完了しました。

 

修理内容や混雑状況によって前後します。詳しくは店頭にてご説明いたします。

修理費用は“ロレックスの兄貴”より控え目

チュードルはロレックスの兄弟ブランド。ロレックスのリューズが使われているモデルもある
チュードルはロレックスの兄弟ブランド。ロレックスのリューズが使われているモデルもある

海外の腕時計が好きな人はご存知かと思われますが、チュードルはロレックスの兄弟ブランドといえる腕時計です。正規修理をお希望の方は日本ロレックスで受付してくれます。

チュードルはロレックスのセカンドブランドとして生まれた経緯があります。そのためパーツの一部にロレックスのものが使われております。

 

さて修理費用ですが、今回はオーバーホールとゼンマイ交換ということで部品代が追加されております。それでも金額はロレックスに比べて抑えめに修理完了できました。

チュードル自動巻き オーバーホール+ゼンマイ交換 税込2万円台後半

修理のお見積り無料。ロレックスやチュードル修理できます

ロレックスのオーバーホール基本料金や電池交換代など、時計修理 料金表はこちら
ロレックスのオーバーホール基本料金や電池交換代など、時計修理 料金表はこちら

腕時計修理のお見積り無料。

群馬県で時計修理ができます。おかげさまで、桐生市・太田市・伊勢崎市・前橋市・栃木県足利市など、遠方からの時計修理依頼が増えてまいりました。期待にこたえられるよう、引き続き頑張りたいですね。

 

当店の時計修理 料金表 はコチラ

時計の修理はポジティブが大事!? 他で断られたシチズン クロスシーの電池交換、すぐに完了

近くのお店に修理に出したら「ウチではできない」、「メーカーに出さなければ直らないので1か月かかる」、「しかも普通の電池交換の3倍の費用がかかる」と言われてしまった。

ということで、桐生市の(株)福田時計店までお越しいただきました。

 

最初に見た時は、そんなに複雑で難しい電池交換……?、と不思議な気持ちになりましたね。

もちろん電池交換なんて簡単って意味じゃないですよ。

普通に手順進めればできるのに、どうして断るのかなという疑問です。

 

その日のうちにすぐ直せることをお伝えすると、信じられない!というノリで驚かれました。

よそで「できない」、「他でどうぞ」みたいなネガティブな言葉を浴び続けたために、気分も落ち込んでしまっていたようです。

 

ところで、どうして断られてしまうのか。理由をさくっと考えてみました。

電池交換を断る理由は時刻合わせの方法を知らないため、か?

実はこのシチズン クロスシー、時刻合わせの方法が普通の腕時計と少し違います。

 

まず知っておかなければいけないのは「電池切れの状態では針が動かせない」という点。

この点を知らないと、リューズを回しても針が動かない「特殊な修理が必要」と勘違いすることになります。

結果として、メーカーに出さないと無理という返答になるのも仕方ありません。

 

要は知ってるか知らないかの差ですね。

 

電池交換にて修理完了。金額は通常通り¥1,000(税別) 

その日のうちにできますが普通の電池交換より、ちょっぴりお時間は頂きました。

「できない」より「やってみる」。ポジティブな気持ちで修理に向かいます

群馬県で時計修理ができる専門店として、私どもでは「挑戦する」、「やってみる」をモットーにしております。どんな腕時計でも必ず直せるとはいえませんが、できるものは積極的に挑戦していきたいですね。

さきほどのシチズンの電池交換だって、「やってみよう」という気持ちがあれば他でも電池交換できるはずなのです。

 

金額的に直すのが難しいとか交換用の部品が無いなど、修理に困難はつきものです。それでも可能な限り挑戦する気持ちは忘れたくないものですね。

時計修理例、ほかにも色々載せてます