群馬県桐生市で創業70年 親切と真心の店。

【オメガベルト修理例】純正金属ベルトを諦めたくない、直して交換する修理ほかメタルブレス修理例ご紹介

社外品ベルトより純正のほうがやっぱり格好良い、オメガ純正メタルブレス修理例3点ご紹介

桐生市にお住まいのお客様からOMEGAオメガ腕時計のベルト修理のご依頼です。

ベルトが壊れてしまったので社外品ベルトで我慢されていたそうです。

しかし、やっぱり純正を諦められない。直して交換して元の姿に戻してあげたい。

そこで(株)福田時計店にベルト修理が持ち込まれました。

 

群馬県桐生市で電池交換やオーバーホール修理をやっています。止まって動かない腕時計の修理のほか、ベルトを交換したり直すことができます。

純正の金属ベルトが壊れたら替わりとなる金属ベルトを取付という手段はあります。

社外品ベルトでもとりあえず腕に着けることができます。ブランド品と比べて安価で腕時計として機能はします。

けれども、純正と比べてしまうと差が気になってきます。見た目の質感、時計本体とベルトの間にスキマができる、着け心地もイマイチなど。

 

ならば純正ベルトを新しく購入して交換しようとすると、さすがはブランド品。なかなかのお値段がします。特に海外ブランドは想像以上の価格になることもあります。

 

一方で修理であれば価格を抑えつつ、今まで使ってきた金属ベルトがまた使えるようにできます。慣れ親しんだベルトを巻けば、初めて着けたときの喜びまで蘇ってくるかもしれません。 

 

 

オメガのメタルブレス(金属ベルト)修理例を3点ご案内いたします。

 

ベルトをカチッと固定する中留バックルを修理、再び腕に着けられるように改善

高価な純正と安価な社外品ベルト、見た目以上の差があります

最初からついていたベルトが壊れたのでお安いベルトで代用するという手はあります。いわゆる市販品ベルトなら当店でも数千円程度で交換できます。

 

気になるのはどの程度の差があるか。純正と社外品の違いは確かに存在します。

 

まずは見た目です。どうしても元のと比べると気になる点が出てきます。

時計本体とベルトの境目にスキマができたり、光沢が安っぽかったりします。

他にも品質の差が出るのが着け心地です。ベルトコマとコマの間がガチガチで、しなやかさが足りないと感じる人もいることでしょう。

 

一方で純正ベルトは時計に見合うだけの質感がしっかりあります。ただし、新たに購入しようとすればベルトだけで10万円近い金額になることもあります(お客様情報)。

なかなか気軽に交換しにくいのが現実です。

 

 

そこで修理の出番です。今回は中留バックルの固定ができない不具合が見られました。

金属の摩耗や劣化でうまくカチッと取付できず、腕に着けられない状態でした。

そこでバックルのプッシュ部分を分解して修理をしたところ、正常に着け外しできるように直すことができました。

 

元のあるべき姿に戻ったシーマスター、やはり純正金属ベルトが似合います

修理完了して時計本体に取付しました。

純正ベルトにはキズがあるけれど、これもまた長年着けてきた証と考えれば面白いもの。

 

重厚感とさわやかさを併せ持つ自動巻きシーマスターにふさわしい姿になりました。

 

ベルトを長持ちさせる秘訣は日々のメンテナンスにあり

腕に着けるときはしっかり固定する。外すときはボタンを押せば固定がゆるむ。

当たり前の機能ですが壊れると腕に着けられなくなってしまいます。地味ですが大事なパーツです。

 

バックルのプッシュボタンもそうですが、ベルトを長持ちさせたいなら日々のメンテナンスが欠かせません。

錆びにくいステンレス金属といえど汚れや水分によって劣化することがあります。

例えば水に濡れたら拭き取ったり、汚れてきたらクリーニングしましょう。

メガネ拭きに使うような布を使うとキズつけずに拭き取りやすくなります。狭い箇所にたまった汚れは爪楊枝や綿棒で取り除いてあげると効果的です。

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金属ベルトが壊れてしまったら交換する他に直すという選択肢があります。

ご希望の方は(株)福田時計店までお問い合わせくださいませ。

 

途中でちぎれてしまった金属ベルトをつなぎ直す修理例

修理前 ベルトの弱点といえる「つなぎ目」の故障

金属ベルトが途中でちぎれてしまったオメガ腕時計が持ち込まれました。

12時側と中留バックルとのつなぎ目が切れてしまっています。

 

強い負荷がかかると壊れやすいのが部品のつなぎ目部分です。硬い金属でも物と物の境目は意外と繊細なつくりになっています。

当店に持ち込まれるベルト故障でも「つなぎ目」部分の不具合が多く見られます。金属ベルトの弱点といえます。

 

さらに、水に濡れたままだったり汚れがつまっていても金属が劣化しやすくなって壊れやすくなります。

以前「ためしてガッテン」のテレビ番組で「錆びにくいはずのステンレス金属が錆びる原因」について特集されていました。

ステンレスが錆びる原因に金属が酸素を取り込めなくなることが挙げられてました。

つまり、水や汚れが空気の流れをふさいでしまうとステンレスといえど錆びることがあります。ステンレスだから錆びないし大丈夫!と、油断せずにメンテナンスしてあげるのをオススメします。

修理完了 レーザー溶接でつなぎ直して安心して腕に着けられます

ベルト修理が完了しました。

切れてしまっていた部分を修復してつなぎ直しております。

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今回は腕に着けるときに折りたたまれて見えない箇所です。

それでも修理跡はできるだけすくなくなるように配慮しています。

 

留め具のプッシュボタンがバラバラになったスピードマスターベルト修理例

修理前 中留バックルの留め具であるプッシュボタンがバラバラになってしまう不具合

静岡県にお住まいのお客様から修理のご依頼が入りました。

留め具のプッシュ部分がバラバラになってしまう不具合が発生しておりました。

 

群馬県桐生市の当店まで遠いため、宅配便で修理品を送っていただきました。

 

今回は部品を無くさずに取っておいていただいたので助かりました。

バネやネジといった消耗品はなくてもいいのですが、指で押すプッシュ部分と納めるカバー部分は修理に必要です。

なくしていても修理は可能ですが、製作が必要になって追加費用がかかります。

 

修理品といっしょに送っていただけたので追加費用はナシで直せました。

 

修理完了 保障もあります

スピードマスターのメタルブレス修理完了しました。

 

中留バックルのプッシュ部分を修復して再び腕に着けられるようになりました。

ネジやバネといった部品は新しいものに交換、修復したパーツは再び使用しています。

 

お客様から強度の心配をされておりました。

さすがに新品同様とまではお約束できませんが、6ヶ月保障がある点とその後もフォローするというご説明で納得していただけました。

 

熱海の土砂災害の影響で少し発送が遅れましたが、無事に発送できました。

ご利用いただきましてありがとうございました。

 

修理受付方法や店舗情報について

群馬県桐生市で創業60年以上。

宝石・メガネ・時計の販売や修理を行っております。

 

腕時計の修理やっております。

電池の交換、オーバーホール、ベルトサイズ調整、革バンド交換、金属ベルト修理など承ります。

 

OMEGAオメガ腕時計をはじめ、ロレックスやセイコーといった国内・海外ブランド腕時計の修理を承ります。

修理受付は店頭か、あるいは郵送や宅配便で腕時計をお送りいただければ受付いたします。

店舗へのアクセスについて

営業時間 9:40~18:40

定休日 水曜日・日曜日

住所 郵便番号376-0032 群馬県桐生市東町808

(株)福田時計店

TEL 0277-45-2383

 

店舗専用の駐車場4台分あり。

 

JR桐生駅から徒歩で約15分、西桐生駅より徒歩約10分。

来店が難しいお客様へ 郵送や宅配便で修理受付できます

もっと腕時計修理例を見たい方はこちら

時計にとって湿気は天敵、定期的なオーバーホール修理をご検討ください

2021年7月に入っても雨が多い日が続いております。

今回の修理品をお送りする際も災害の影響で宅配便が遅れることがありました。

 

幸いなことに、群馬県桐生市では災害といえるほどの影響はなく、湿度が100パーセントに近くて蒸し暑い程度で済んでおります。

 

人間にとって湿度が高いと過ごしにくいですが、腕時計にとっても湿気は天敵です。

水分が時計内部に入りこむと部品を錆びつかせたり劣化させてしまいます。

そこで定期的にオーバーホールすることでダメージを抑えることができます。湿気の取り除きや錆落とし、乾燥処置などのメンテナンスできます。

時計修理のご依頼お待ちしております。