「SEIKO KSオートマ」 キングセイコー自動巻き腕時計のオーバーホール修理例のご紹介。

世間ではゴールデンウィーク真っ只中でしょうか。

(株)福田時計店は、お店が休みでも腕時計の修理がまだまだあります。ありがたいですね。

5月1日(火)に営業していてときも修理がポツポツ入ってきました。ロレックスやオメガなどの修理依頼が来ております。

さて、ガラスが無くなってしまっていたキングセイコーの修理依頼です。新たなガラスを取付とオーバーホールをしました。

ベルトも交換したいということで、修理が出来上がったあとに黒の革バンドを付けることになりました。

写真はまだベルト交換をする前の状態です。

なお、文字板の汚れはリダン(書き換え)しないと直せません。

やることはできますが、それなりに時間と費用がかかる上に雰囲気が変わってしまうことをご了承いただくことになります。

腕時計のガラスは何でも付けられるものではありません。

厚みが違うガラスを入れると、どうも違和感がある。そうおっしゃるお客様もいらっしゃいました。

純正部品は手に入りませんでしたので、同じ型をとった専用ガラスを装着。見た目は純正ガラスと同じ仕様になってます。横から見てもキレイですね。

付けば何でもいいやってことで適当にすると、横から見たとき変な厚みがあるように見えて残念なことになります。

今回は純正と同じ形なので、まず大丈夫。

オーバーホールとガラス交換、針の修正などの修理完了しました。

長年メンテナンスしておらず、時刻が狂いやすいということでオーバーホール修理をお預かり。

原因は磁気帯びでしょうか。ネジを近づけるとピッタリくっついてしまうような状態。

オーバーホールのときに磁気抜きをして対処します。

強い磁気に触れてしまうと、精度に関わる部品に影響が出ることがあります。湿気が入って曇るというのと違い、外から見る分には分からない点が厄介ですね。

同時に油切れ、パッキンのメンテナンスをします。

以前の修理例でもご紹介しましたが、磁気帯びを防ぐ方法をご紹介。

それは磁気を発するものに腕時計を近づけないのがまず一番。

携帯電話、スマートフォン、ハンドバッグの留め金などに使われるマグネット、パソコンなど、意外と身近に多くあります。

距離が大事です。ほとんどのものは5センチ以上離れるだけでかなり対策になります。

時刻がかなり狂うなど「何かおかしい」がありましたらご相談ください。オーバーホール修理のご案内できます。

今回はオーバーホール基本料金￥12,800+税にて修理完了しました。

GSことグランドセイコーの修理受付やっております。

個人でも手続きできるようですが、手続きや梱包など慣れない作業は面倒だし心配。ついでに送料もかかってしまいます。

私どものような時計店に任せていただくほうが、手間もかからない上に金額もちょっとお得です。

・当店専用の梱包で安心。万全の体制でメーカーへ送ることが出来ます。

・往復の送料は不要。メーカー希望修理代金のみでOK

電池交換やコンプリートメンテナンスサービスなどのご案内できます。

詳しくは店頭までどうぞ。

群馬県桐生市の(株)福田時計店では、時計修理だけではなく販売もやっております。

セイコーアストロン。

GPS衛星から電波を受信することで、従来の電波時計よりずっと早く時間が合う。世界各地で使える高性能GPSソーラー腕時計。

以前のモデルより小型軽量になって使いやすくなってます。

カタログからご注文いただきました。

お値段のご相談もお待ちしております。

定価から20%～割引いたします。

詳しくは店頭までどうぞ。

5月5日(土)営業いたします。

営業時間　9：40～18：40

定休日　水曜日・日曜日

住所　群馬県桐生市東町808

TEL　0277-45-2383

専用駐車場あり