40年以上前に作られた腕時計が再び動き出す、SEIKOオーバーホール修理例

今回は、昔も今も愛され続けるSEIKO「セイコー」の古い機械式腕時計の修理例をご紹介してまいります。
「思い出の時計をもう一度使いたい」「止まってしまったけど、直せるの?」そんなお悩みを持つ方々からお預かりした腕時計をオーバーホール(分解修理)いたしました。
群馬県桐生市の(株)福田時計店では古いセイコー腕時計の修理も承っております。
古い時計は製造から40年や50年以上経つ物もあるため、状態や部品入手などの関係で修理が難しいものもあります。
それでも、「再び動く姿を見たい」というご希望を叶えたい、ということで対応できるものについて修理しております。
実際の修理例など、詳しくは後ほど。
桐生市のお客様から修理依頼、すぐに止まってしまうセイコーKSオートマ腕時計のオーバーホール修理完了

(株)福田時計店がある群馬県桐生市にお住まいのお客様からセイコーオートマ腕時計の修理依頼が入りました。
腕時計を振ってもすぐに止まってしまう不具合です。
オーバーホールにてお預かりして原因を調べると、内部に錆びつきが見られました。
時計内部に湿気が入りこんでしまっておりました。
他にもオイル切れなどで歯車の動きが重くなっており、正常に動作しない状況でした。
そこで、オーバーホール(分解修理)で内部を分解洗浄。錆落としやオイル注油など修理いたしました。

オーバーホール修理完了 約2万円
オーバーホールしたほか、パッキンなど必要な部品を交換することで再び元気に動き出すようになりました。
約50年前に作られた腕時計が再び動くようになり、お客様に喜ばれました。

群馬県高崎市からお越しのお客様からセイコー5とオリエントの機械式腕時計修理を承りました。
両方とも基本的にオーバーホール修理にて完了。オリエント腕時計は日付動作でまれに不具合が起こるため、日車や日送り車の交換およびメンテナンスも行いました。

カットガラスを見ていると当時の流行を感じさせます。
これからも快適に使えるよう、しっかりと修理させていただきました。
セイコー56機械式腕時計のオーバーホール修理完了

56系KS腕時計のオーバーホール修理が完了しました。
日付早送り機能に不具合がありました。56の機械によく見られる故障のひとつです。
実はこのシリーズ、カレンダーを早送りする歯車にプラスチック部品が使用されています。そのため素材の都合上、経年劣化で割れてしまうことが多いのです。
当店では修復にて対応をしております。オーバーホール基本修理内で直りました。

古いセイコーの機械式腕時計は、たとえ止まってしまっても「直せる可能性」が高いのが魅力です。
直せない腕時計や部品の入手が難しい場合もありますが、当店で修理可能なものであれば対応させていただいております。
「親から譲り受けた思い出の時計」「青春時代に買った一本」などの大切な腕時計、これからも長く使いたい方のお役に立てれば幸いでございます。
腕時計修理の受付は店頭のほかに郵送や宅配便でお送りいただく方法もあります。
詳しくは店舗情報をご覧くださいませ。
店舗情報

群馬県桐生市で創業70年。(株)福田時計店ではで腕時計の修理を承っております。
親切と真心をモットーに、腕時計をお直しいたします。
必要な修理を見極めて、お客様のご希望をもとに納得していただける腕時計修理を目指しております。
セイコー腕時計ほか、ロレックスやオメガなどの海外ブランド腕時計修理も承ります。
電池交換、オーバーホール、ベルト修理、革バンド交換、ベルトサイズ調整など可能です。
修理お見積もり無料。
修理受付は店頭か、または郵送や宅配便でお送りいただければ承ります。
店舗へのアクセスについて

宝石・メガネ・時計(株)福田時計店
営業時間 9:40~18:00
定休日 水曜日と日曜日
住所 群馬県桐生市東町808
TEL 0277-45-2383
駐車場4台分あり。
腕時計修理例 ほかにも掲載中
前回のSEIKOセイコー腕時計修理例


宝石・メガネ・時計の
(株)福田時計店