自分が生まれた年に作られた腕時計を所持しているお客様から修理のご依頼をいただきました。

機械式腕時計KSキングセイコーです。

人気の高さからメーカーから復刻版が出ていますが、こちらは40年以上前に作られたと思われる歴史ある腕時計です。

オーバーホール(分解修理)してメンテナンスできました。

40年以上前に作られたものが今も機能する。他のアイテムではなかなか真似できない素敵な話です。

今回は昔の腕時計のなかでは比較的数が出回っているセイコー56系の修理例と現行のセイコー6R15腕時計の修理例をご紹介いたします。

電池を使わずゼンマイを巻きあげて針を動かす機械式腕時計。

電池交換は必要ありませんが、定期的なメンテナンスは必要です。

年数が経ったセイコー機械式腕時計修理完了　税込み1万円台

オーバーホール修理完了しました。

パッキンも交換して水・湿気対策してますが油断はできません。年数が経過した時計は非防水として取り扱うのが安全です。

時計機械の振りも良くなり、精度も想定より安定しました。

置いた状態のままでゼンマイがほどけてくるとやや不安定になりますが、実用として使えると思います。

紺色の文字盤が特徴的なKSの修理を承りました。

シックな雰囲気は昔も今も格好良いです。

分解を進めて洗浄や潤滑油などメンテナンスしていきます。

風防のキズの割には状態は悪くなく、無事にオーバーホール修理完了できました。

セイコー機械式腕時計の修理完了　税込み1万円台

置いて動作確認してます。

精度はやや進みがちでした。遅れるよりは良しとします。

時刻の狂いが気になるということで、セイコー6R15の機械式腕時計の修理依頼が入りました。

以前の経験から、この機械は姿勢差が出ている疑いがあります。

姿勢差とは時計の向きで精度が変わってしまうことです。

多少は仕方ないですが、大幅に狂うと厄介です。場合によってはメーカー修理が必要になるためです。

ダイバーウォッチのため防水性能の保証を考えるとメーカー修理するのもアリです。

当店の修理とメーカー修理の両方を説明した結果、今回は当店でオーバーホールすることになりました。

オーバーホール修理完了　税込み1万円台

分解修理した結果、時計の振りが改善して精度が安定してくれました。

もしも姿勢差が直りきらない場合は、メーカー修理をおすすめとなります。

機械ムーブメント交換で対応してくれます。

海外ブランド腕時計と比較すれば費用が抑えめで済むのが国内メーカー腕時計の強みです。

さすがにグランドセイコー等ですと、そうもいかないかもしれませんが。

(当店ではグランドセイコーのオーバーホールはすべてメーカー修理対応となります)

群馬県桐生市で創業60年以上。

(株)福田時計店では腕時計の電池交換、オーバーホール、革ベルト交換、金属ベルト直しなど可能です。

営業時間　9：40～18：00

定休日　水曜日と日曜日

住所　群馬県桐生市東町808

電話番号　0277-45-2383

店舗駐車場4台分あり

「桐ペイ」ご使用できます。

最近、桐生市民全員に5000円分ポイントが入ったカードが配られました。

どう使おうか迷っている方はぜひ(株)福田時計店はいかがでしょうか。

時計修理やメガネの購入、ジュエリーの修理などでも使えます。

来店お待ちしております。

雪で真っ白になる前の浅間山。

普段は静かでたまに煙をモクモクさせています。

噴火すると怖い、でも美しい。好きな山のひとつです。