Tag Heuer(タグホイヤー)の中でも昔から人気のモデルがあります。それが「S/el」セルシリーズです。

群馬県桐生市の(株)福田時計店ではこの「セル」シリーズの金属ベルト修理承っております。

おかげさまで県外や遠方のお客様からも修理のご依頼が多く入っております。

今回は修理例を何点かご紹介していきます。

「セル」シリーズは1980年代後半から90年代にかけて販売されてきました。今でも愛用者が多い腕時計です。

なんといっても目立つのが独特の形の金属ベルトです。S字のパーツを並べてつないだ流線型のメタルブレスは今みても個性的で格好良いです。

さて、この金属ベルトにはよく見られる不具合があります。ベルトコマがゆるんできて途中で外れてバラバラになってしまう症状です。

通常だと修理はできず「ベルト交換が必要です」と言われてしまいがちです。

純正ベルト丸ごと取り替えるなら確実に直ります。新しくなってピカピカでキレイです。

まず間違いはない方法です。

「ベルト交換しか認めない」と思っている方はこの先を見る必要はありません。お近くの正規販売店にご相談をおすすめします。

……よし、ベルト交換絶対主義者(？)がお帰りになったところでご紹介です。

修理には大きく分けて3つの利点があります。

• 愛着ある純正ベルトを引き続き使える
• ベルトだけ新品ピカピカという違和感がない
• 交換より費用が安価

詳しくは修理例と一緒にご案内してまいります。

愛知県にお住まいの方からベルト修理依頼が入りました。

金属ベルトが途中でゆるんで外れてしまう不具合です。

一般的な修理に出すと「ベルト全体交換」と指摘される内容です。

当店では修理対応できます。

ベルトコマを補強することでゆるみを直します。今後の故障を少なくする予防も可能です。

斬新なベルトデザインであるタグホイヤーセルシリーズの金属ベルトです。

令和となった今みても格好良いです。

ただ、長年使ってくるとベルトのコマとコマの間がゆるんでくる不具合が出やすくなります。

厄介な点はネジやピン交換では直せないところです。説明すると、ちょっと専門的なお話になります。

原因を一言でいえば、内部に埋め込まれたピンを留めるカシメ具合が原因です。

カシメとは、ネジを使って締めるのではなく工具で打って金属同士をつなぎ留める方法です。経年劣化によって固定する力が弱くなってしまいます。

たたき直してもまた緩んでくることが多いため、根本的な解決が難しいのです。だから直さずベルト交換を勧められるケースが多く見られます。

一方で当店ではカシメを直すのとは別の方向から修理をご案内できます。

お預かりから約2週間でベルト修理完了しました。

ベルト交換ではないので、見た目は修理前とほとんど変わりません。

時計本体といっしょに時を重ねてきたベルトのままです。

ベルト交換すると時計本体と比べてベルトだけ妙にピカピカしているのが気になる。何だかチグハグな印象でイヤだという意見を聞きました。

長く腕に着けてきた相棒といえる存在、直せるならまだ使いたいというご希望がよくあります。

新しければ必ず良いとはいえない。腕時計修理の深いところです。

表からは見えない、ベルトの裏側です。

よくみるとベルトコマの真ん中部分に溶接で補強されています。

この真ん中だけを補強するのがポイントです。なめらかな着け心地をキープしつつ、バラバラにならないようしっかり直せます。

さらに、まだ緩んでいない場所にも修理することで今後の予防もできます。

ベルト修理費用は￥15,000+税で完了。

お客様情報によると、ベルト交換だと上記の倍以上の費用はかかるそうです。

納得できる修理金額というのも人気の一つかと思っております。

おかげさまで遠方からも修理依頼がよく入るようになりました。

郵送や宅配便で修理受付できます。

詳しくはお問い合わせくださいませ。

神奈川県にお住まいのお客様からタグホイヤー腕時計のベルト修理依頼が入りました。

群馬県の当店まで遠く来店が難しいため、レターパックにて腕時計が到着しました。

先ほどの修理例と同じようにベルトコマのゆるみ不具合でした。

同じように修理できたので簡単にご紹介します。

ベルトコマの裏側に修理を施すことで完了しました。

裏側なので腕に着けてしまえばほとんど目立ちません。

ベルト修理完了　￥15,000+税

ベルトの真ん中が固定されます。整然と並んだコマが美しくみえます。

機能面だけでなく、見た目のキレイさにも配慮しております。

宮城県にお住まいのお客様からタグホイヤーベルト修理のご依頼です。

宅配便にて腕時計が到着しました。

実は修理前は黒色の革ベルトがついておりました。壊れた金属ベルトを同封していただき、直して付け替えしたいというわけです。

個性的なS型のベルトコマをつなぎ合わせた、純正メタルブレスが復活。革ベルトから交換できました。

タグホイヤーのセルシリーズといえば、やっぱり純正の金属ベルトを着けたいものです。

約30年経つ今でも人気がある腕時計です。

さて、当店のベルト修理は長所が多くあります。ただ、短所もあるためご理解いただいてからの修理ご依頼をおすすめしております。

ベルト修理および交換完了　修理費用￥15,000+税

ベルトコマを裏側からレーザー溶接して補強しております。途中で外れたりバラバラになる心配はもうありません。

ベルト交換にはない、修理のメリットについてご説明してきました。

しかし、修理するよりベルト交換のほうが良い場合もございます。それはベルト全体がボロボロで修理すべき箇所が多すぎる状態のときです。

直しても別の場所でトラブルが起こりそうだと安心して着けられません。

修理すべき箇所があまりにも多くなると費用も増えてしまいます。

また、腕に着けたときにキツいが余りコマを無くしてしまったときもベルト交換がおすすめです。

ベルトを長くして腕に合わせるための余りコマは、当店では手に入らないためです。

なお、修理の際にベルトサイズ調整は可能です。

千葉県にお住まいのお客様からタグホイヤークォーツ腕時計が届きました。

ベルト修理といっしょにオーバーホール修理のご依頼です。

(株)福田時計店ではベルト修理だけでなく、時計本体の修理も承れます。

電池交換をはじめ、新しい電池に替えても動かないときはオーバーホール修理もご案内できます。

今回はベルト修理とオーバーホールのご依頼です。

オーバーホールとは、時計を分解して洗浄やオイル注油などを行うメンテナンス修理を行うことです。

電池式といえど、針を動かすには歯車を使うアナログ仕様です。油切れや汚れの詰まりによって不具合を起こしてしまうことがあります。

電池交換してもすぐに止まってしまう、新しい電池なのにあまり持たないといった不具合はオーバーホールで直せます。

オーバーホールとベルト修理完了　税込み3万円台

ベルトについては裏側からレーザー溶接で補強してます。腕時計本体と金属ベルトの両方が復活して喜んでいただけました。

今回はオーバーホールがあるので約3週間ほどお時間をいただきました。

修理のご依頼は店頭までお越しいただくほか、郵送や宅配便で受付できます。

諦めていたタグホイヤーが蘇った、30年前に買った腕時計がまた着けられると喜ばれております。

修理のご依頼お待ちしております

時計の販売や修理を続けてきて群馬県桐生市で創業60年以上。

腕時計の電池交換や金属ベルト修理、オーバーホールや革バンド交換などできます。

お見積もり無料です。

修理受付は店頭か、または宅配便などでお送りいただければ受付いたします。

営業時間　9：40～18：00 (時間変更中)

定休日　水曜日と日曜日

住所　郵便番号376-0032　群馬県桐生市東町808

TEL　0277-45-2383

専用駐車場4台分あり。

JR桐生駅から徒歩約15分、西桐生駅から徒歩約10分。