純正リューズ部品交換とオーバーホールで直ったタグホイヤー腕時計の修理例ご紹介
正しい時刻を表示できない腕時計では使いものになりません。
ズレてしまった時刻を修正したい。そんなときに使うのがリューズ部品です。
リューズ(竜頭)とは一般的には3時方向にある突起部品です。
つまんで回すことでゼンマイを巻き上げができます。また、引っ張って機能を切り替えたあとに回すことで時刻合わせや日付の早送りができます。
電池で動くクォーツタイプの場合、主な働きは時刻がずれたときの調整や月をまたいで日付がずれたときの修正用となります。
自動巻きなら時計を振ることでゼンマイ巻き上げはできます。しかし、リューズが壊れてしまうと時刻合わせがうまくできなくなってしまいます。
時刻を正常に合わせられない、これではせっかくの腕時計としての価値がなくなってしまいます。
群馬県桐生市で創業60年以上となる、(株)福田時計店では腕時計のオーバーホール修理ができます。
今回はタグホイヤー腕時計の修理例をご紹介していきます。オーバーホールや純正部品交換で直りました。他にもアンダーカバー腕時計修理例も載せてます。
リューズが壊れてしまった理由や原因についても考えていきます。
金属ベルト修理のご依頼も多い、タグホイヤー腕時計。リューズが壊れた原因は湿気です
リューズが途中で折れてしまったタグホイヤー腕時計が持ち込まれました。
折れて壊れた理由は錆びつきです。
水や湿気がリューズから入り込み、金属を劣化させてしまいました。
そこで純正部品を探して何とか見つかりました。
新しいものに交換して修理完了。さらにオーバーホール修理によって機械内部の錆びつきや湿気を取り除くメンテナンスも行いました。
オーバーホールや部品交換で修理完了 税込み3万円台
リューズ部品から水や湿気が入り込む現象、結構よく見かけます。
オーバーホールでお預かりして中を調べると、リューズ付近に湿気が入った跡が見られます。
防水性の高さに油断せず、普段から水に対して気を付けていただくことが基本対策となります。
リューズ部品に関して言えば時刻合わせ後は必ず閉めることが大事です。
特に、ねじ込んで固定させるタイプは要注意。ゆるめたまま使い続けたり置きっぱなしにしておくと防水性能が下がってしまいます。
また、ねじ込みするときに力強くしすぎるとリューズ故障や劣化の原因になります。
キツく閉めれば閉めるほど防水能力がアップするわけではありません。適度な力で大丈夫です。
水が入り込むとリューズだけでなく時計の機械故障の原因にもなります。
リューズ交換とオーバーホールにて直った、自動巻きのタグホイヤー修理例
電池を使わない、自動巻き腕時計の修理が完了しました。
オーバーホールと純正リューズ部品交換にて直りました。
リューズの不具合として、ねじ込み固定ができない症状があります。
金属が摩耗しているために正しく閉じられない故障です。
解決するには、リューズ交換が必要になる場合もあります。
オーバーホールとリューズ交換修理完了 税込み3万円台
リューズ部品代、上がってます。以前の3倍以上の価格になったロレックスほどではありませんが、値上がり傾向は確かです。
海外ブランド腕時計の修理部品代は上昇しつつあります。
できるだけ壊さないよう大事に愛用くださいませ。
加えて、4~5年に1回のオーバーホール修理でメンテナンスしておくようにすると良い状態を保ちやすくなります。
群馬県桐生市の(株)福田時計店では、タグホイヤー腕時計のオーバーホール修理承ります。
来店いただくか、郵送や宅配便で修理受付できます。
電池式クォーツ腕時計の修理できます、ベルト修理やオーバーホールお任せください
電池で動くタグホイヤー腕時計のオーバーホールやメタルブレス修理できます。
電池交換しても動かない、金属ベルトが壊れて腕に着けられないといったお悩みを解決できます。
ベルト修理後に時計本体に取付できます。
ほかにも腕時計修理できます、湿気が入り込んだアンダーカバー腕時計修理例
タグホイヤー腕時計ほか、別のブランド時計やファッションウォッチの修理も承ります。
東京都のお客様からundercover(アンダーカバー)腕時計の修理を受付しました。
群馬県の当店まで遠いため、宅配便にて受付しました。
オーバーホール修理などで完了 税込み1万円未満
ガラスが内側から曇るという症状があったため、オーバーホールを実施。
アンダーカバー腕時計の修理をすでに何点も対応しています。その中で、ガラス内側が曇ってしまう現象をよく見かけます。
裏蓋のゴムパッキン交換などで水対策は行ってますが、リューズ部分から湿気が入り込んでしまうことがあります。
腕時計を長持ちさせるためには、できるだけ水に十分に注意するのが大事です。
機械部品に劣化が見られたので同一部品にて交換しています。
ベルトと時計本体をつなぐピンがかなり曲がっていました。新しいピンに交換することで解決できました。
アンダーカバー腕時計修理について、以前の修理例
【undercover時計修理例】デザイナーは桐生市出身 何だか縁のある腕時計を直しました
店舗情報
群馬県桐生市で創業60年以上、腕時計の修理を承ります。
電池交換やオーバーホールなど内装修理をはじめ、革ベルト交換や金属ベルト直しなどベルトに関する不具合やお悩みにも対応いたします。
他で購入された腕時計の修理やベルト調整も大丈夫です。ご相談くださいませ。
修理受付は店頭、もしくは郵送や宅配便でお送りいただければ受付できます。
店舗へのアクセスについて
住所
郵便番号376-0032 群馬県桐生市東町808
営業時間
9:40~18:00(営業時間変更中)
定休日
水曜日と日曜日
電話番号
0277-45-2383
駐車場
4台分あり、満車の際はお声かけてくださいませ。
電車でのアクセスについて。
JR桐生駅から徒歩で約15分。西桐生駅より徒歩で約10分。
郵送や宅配便で修理受付できます
腕時計修理例、ほかにも載せております
修理の料金表やオーバーホールについてなど、時計修理ページへ
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