腕時計を着けるときに単にサイズが合うだけではまだ満足できない。

着け心地を追求するなら12時側と6時側のベルト長さのバランスが重要になります。

群馬県桐生市の(株)福田時計店では腕時計の修理のほかにベルトサイズ調整も行っております。

通常のサイズ調整は決められた箇所のピンやネジでベルトコマの付け外しを行います。

腕に合わせるだけであればこれで問題なく完了します。

しかし、腕に着けたときの快適さを追求するとベルトの6時側と12時側の長さバランスが気になってきます。

一般的には6時側を短くしたいところです。

理由は、腕に着けたとき文字盤が手前を向くようになって時刻が見やすくなるからです。

ところが、6時側をもっと短くしたいのにこれ以上コマを外せないことがあります。

ピンやネジがなく、通常の方法ではコマを外す調整ができません。

そこで今回は限界を超えたメタルブレス調整事例をご紹介いたします。

普通は外せないベルトコマを外すことで、より良い着け心地を追求したROLEX腕時計ベルト修理例をご紹介いたします。

憧れの腕時計は気持ちよくスマートに着けたい、というご要望を叶えます。

詳しくは後ほど。

東京都にお住まいのお客様から郵送でロレックス金属ベルトが到着しました。

分かりやすい図が載ったお手紙を同封していただき、とても助かりました。ありがとうございました。

取り外すベルトコマの数もご指定いただくことで、トラブルのない修理を実現できます。

6時側のベルトコマを一番短く調整された状態で届いております。

これ以上ベルトコマを外すにはレーザー溶接修理が必要となります。

修理が完了しました。

6時側を短くすることで腕に着けたときのバランスが良くなることでしょう。

栃木県にお住まいのお客様からロレックスエクスプローラー腕時計を持って来店されました。

通常外せないベルトコマを取り外す、特殊なベルトサイズ調整のご依頼です。

腕に合わせるだけであれば12時側のベルトコマを外したり中留バックルのピン位置を変えることでサイズ調整できます。

しかし、腕に着けたときのバランスを追求した結果、6時側のベルトコマを外す修理となりました。

ベルトのバランスについて。

基本は時計本体とバックルが平行に近くなるようにします。

ただし、実際は着ける人によって事情が変わってきます。

個人の好みもありますが、一般的には6時側のベルトコマを少なくして短くするほうが好まれます。

12時方向のコマが短いとどうなるか。

腕に着けたとき、時計が手前ではなく奥の方向に向きやすくなって地味にストレスになります。

サイズ調整の関係でベルトコマをあと1コマ外さないと腕に合わない。

6時方向のベルトコマはもう限界まで外している。だからといって12時方向のコマを取り外すとバランスが悪くなるから困る。

とお悩みに、通常外せないベルトコマを取り外す特殊なメタルブレスサイズ調整修理が活躍します。

本来外せないベルトコマを外すことで、見栄えについて注意点があります。

それはベルトコマ間の段差が目立つ恐れがあることです。

ベルトのデザインによっては、時計本体側からバックル側に向けてコマの幅がゆっくり変わるものがあります。

本来外せないコマを外すことで、段差が少し目立ちやすくなることがあります。

強度など機能面は大丈夫ですが、見た目の影響については事前にご理解いただいてから修理となります。

通常外せないベルトコマ外し調整修理完了　修理費用は税込み約3万円

通常では外せない部分を外すため、注意点がいくつかあります。

できるだけ修理跡が残らないよう配慮しておりますが、多少は残ることがあります。

修理によって取り外したコマは再度の取付が難しくなります。

後でサイズアップできるよう、余りコマがあるほうが安全です。

修理受付は店頭のほか、郵送や宅配便でお送りいただくことでも承ります。

 ベルトのみの状態でも大丈夫です。

当店では主にロレックス腕時計でよくお問い合わせが入ります。

その他のブランドでも似たような例で対応できます。

詳しくはご相談くださいませ。

群馬県桐生市で創業60年以上。

(株)福田時計店では腕時計の修理を承っております。

今回のような金属ベルト修理やサイズ調整のほか、

電池交換やオーバーホール修理なども可能です。

修理の受付は店頭か、または郵送や宅配便でお送りいただければ承ります。

営業時間　9：40～18：00

定休日　水曜日と日曜日

住所　群馬県桐生市東町808

電話番号0277-45-2383

駐車場4台分あり