まぶしく感じる光を優先カット 夜の運転に大活躍「ネオコントラスト」

「夜でも使えるサングラス」としてメガネの(株)福田時計店でも好評の「ネオコントラスト」レンズのご紹介。度つきレンズ可能なので、普段使いでも大丈夫な眼鏡レンズ。
前半は「ネオコントラスト」の機能についてご案内。
後半は(株)福田時計店の店員が2年間以上使ってきた感想と注意点を掲載。
特長は「まぶしく感じる光」を優先的にカットして暗くなりすぎないこと。
全体的に暗くならないからこそ、夜でもOKな眼鏡レンズとして使える。
対向車のまぶしい光を軽減してくれるので、疲れにくく快適な視界のために役立つ優れもの。
さらに夜間だけでなく日常生活でも役立つレンズである。
コントラストを高めてパソコンやスマホの文字を見やすくしてくれる。
室内でも嬉しい機能レンズだ。

昼間のお出かけにも良い。まぶしい光を抑えて見たいものがちゃんと見えるようにしてくれる。

一般的な濃い色のサングラスだと全体的にが暗く見えがち。一方、ネオコントラストはとても自然な見え方で慣れやすさは抜群。
よりクリアな視界の確保はスポーツにも役立つだろう。

一般的にまぶしさを防ぐには濃い色が必要。しかし、レンズの色を濃くするとどうしても暗く見える。
「ネオコントラスト」レンズが普通と違う理由は、まぶしく感じる光を優先的に軽減しつつ必要な光は通してくれるから。
ネオジウム鉱石をプラスチックレンズに練り込むことで光の波長をコントロール。まぶしく感じる部分に対応できるようになっている。


Kodak LENS ネオコントラスト
詳細情報
・度付きメガネレンズ対応
・薄型、超薄型レンズあり
・UVカット、汚れキズ防止コート標準装備
・色の濃さを2種類から選べる(23%、10%)
・遠近両用レンズもあり
「ネオコントラスト」レンズを2年間以上使った筆者の感想と注意点
(株)福田時計店の店員が「ネオコントラスト」眼鏡レンズを使い続けて2年以上が経過した。
そこで使って良かった点やおすすめポイント、注意点を掲載していく。
良い点 夜の運転時に疲れにくくなって目がラクになった

まずは夜の運転がラクになったこと。ドライブが好きで、休日の夜に運転する機会があるので大変助かった。写真映えする夕日の撮影が好きなので帰り道の運転はどうしても夜になってしまう。
夜間の車の運転は昼間と違って、いろいろと気を使う事が多くなる。
まずは、夜間の運転のときにまぶしいものとして対向車のライトが挙がる。
その他に、前の車のテールランプも意外と光が強くて目に対してキツい。信号待ちや渋滞のたびにゲンナリしてたけれど、「ネオコントラスト」にしてから苦痛は少なくなったように感じる。
もちろん夜だけでなく、昼間の運転にもいい。普通の眼鏡レンズよりまぶしさを抑えられる。掛け替えせずに昼も夜も両方役立つので便利。トンネルに入って周りが急に暗くなっても慌てずそのままで大丈夫だ。
明るい日中なら濃い色のサングラスも有効だけど夜には使えない。なぜなら、色が濃いサングラスは夜間運転不適合となるため。つまり、面倒な掛け替えが必要である。
一方でネオコントラストならそのままでOKなので気を遣わなくていい。
夜の車の運転はネオコントラストの独壇場だ。
良い点 「ハマる人」続出 日常生活あらゆる場面で役立つ「まぶしさ軽減」
夜のドライブにおすすめとばかり言ってると特殊なレンズだと思われがちであるが、普通に使えるメガネレンズである。
車のライトだけでなく部屋の中で感じる「まぶしさ」にも対応してくれる。パソコン画面をみて作業するときにも使っているが、なかなか快適。
ネオコントラストに慣れすぎると、他のメガネをかけたときに「あれ、何か明るすぎないか?」と思うようになってしまう。慣れとは怖い。
まぶしさカットを求めるなら普通の色付きレンズで代用できる面はある。しかし、それでは足りない。やっぱり違いはある。
筆者もそうだが、一度「ネオコントラスト」の魅力にハマると抜け出せないことがある。
実際にお客様に一度「ネオコントラスト」を使ってもらうと、「次も同じので」と頼まれることがよくある。
まずは夜の運転のしやすさから興味を持たれて良さを実感していただき、そのうち普段使いにも……という流れを何件も見てきた。
遠近両用レンズを含め、持ってるメガネ3本とも「ネオコントラスト」に替えた方もいらっしゃる。ご満足頂いているようで何よりだ。
みなさま共通しているのが、まぶしさをカットしつつ自然な明るさを確保できるのを気に入っていらっしゃる。私も大変気に入っている。
この世の中、まぶしい光が多すぎると思っているのは私だけではないようだ。
良い点 用途に応じて濃さが選べる 慣れやすさ重視なら「シーコントラスト」


「ネオコントラスト」とずっと書いてきたが、普段から常に使い続けるなら「シーコントラスト」がおすすめ。
「シーコントラスト」とはネオコントラストの色が薄いバージョン。濃度約10%で着用しても色が目立たず違和感が少ない。色付きレンズに抵抗がある方にもシーコントラストならかなり慣れやすい。
「ネオコントラスト」は濃度約23%。他の人からもハッキリと “色が入ってるメガネ” と認識される。職場の決まりや雰囲気で色付きレンズが使えない環境だと厳しい。
でも、「シーコントラスト」なら色付きだと分かりにくい程度に抑えられる。
どちらが良いかは好みや使い方によって変わってくる。
(株)福田時計店に見本レンズがあるので、実物を見て確認してから決めるのがオススメ。
店頭ですぐにお試しできるので、ぜひ店員に声をかけていただきたい。
……もしも色付きレンズが完全NGであれば、無色でまぶしさカットが期待できる「M-POSレンズ」がいいかもしれません。
色に頼らず強い光を優しい光に変える「M-POSレンズ」関してはコチラ
良い点 度つきレンズがお求めやすくなってきた
こまで読んでくださった方も、そろそろ値段について気になっている頃でしょう。
以前は結構お高かったこちらのレンズ。
サングラスによく使われるハイカーブレンズ向けだったのでお値段が高くなっていた。
しかし、普通の眼鏡に合うものが新たに登場してグッとお求めやすくなった。
群馬県桐生市の(株)福田時計店 ネオコントラスト2枚1組価格
・薄型1.60 ¥18,000+税
・超薄型1.67 ¥19,500+税
いずれも2枚1組の価格 フレーム同時購入時(レンズ単品購入は別料金)
度なし(ダテめがね)だと2枚1組¥12,000+税 (当店でフレーム購入時)
【標準装備】UVカット + キズ汚れ防止のPPコート付
※ ネオコントラスト・シーコントラスト共に同価格。
度つき機能レンズが1枚あたり1万円を切る価格。これなら満足度も高いと思う。
注意点 必ず見本レンズで色や濃さを確かめてほしい

有名なことわざ「百閒は一見にしかず」のとおり、購入されるまえに見本レンズを必ず試してみてほしい。
色が濃いめのネオコントラストと薄めのシーコントラストの2種類をご用意している。
なおレンズの色はブルー系となり、他の色にはできません。(正確には染色できるが、難点があるため当店ではオススメせず。理由は後述)
見本レンズを目元にかざして、チェックして納得されてから購入されたほうがいい。
注意点 色はブルー系のみ
ネオコントラストのレンズ色はブルー系となる。
オプションでさらに染色もできるが、色がかなり濃くなってしまい「夜の運転に使える」という強みが死んでしまう。
そのため当店では基本的にネオコントラスト染色追加のご案内はしていない。
まぶしさをガッツリ防ぎたいなら偏光レンズなど他のレンズも選択肢に入ってくる。より詳しくは店頭にてご案内できるのでご相談していただければ幸いだ。
注意点 遠近両用レンズはまだちょっとお値段が高い
普通の度つきレンズの価格はお求めやすくなったものの、残念ながら遠近両用レンズの「ネオコントラスト」はまだちょっとお高い。
ネオコントラストの遠近両用レンズはオーダーメードのタイプのみ。優秀な性能だがお値段もなかなかのもの。
レンズ度数やフレームのデータをメーカーに送って設計する、完全オーダーメードな高級レンズ。お高いのも仕方ないのだが。
お求めやすい価格で作れる遠近両用レンズのネオコントラストがあると、勧めやすくていいのになあ感じる所だ。
総評 欠点が少なく、快適な視界を与えてくれる

車の運転、日常生活、パソコン作業、スポーツなど、あらゆる場面で役立つ「ネオコントラスト」。欠点が少ない魅力的なメガネレンズである。
2年間使っている筆者だが、これからもまだまだ使って行こうと思っている。
これはレンズメーカーの方に教わったのだが、高齢になって物が黄色くみえる方にもオススメだという。
加齢によって眼のなかの水晶体が黄ばむ「黄変」が進むことが多いという。
すると、黄色光を強く感じるようになり強い眩しさにつながってしまう。
そこで「ネオコントラスト」を使えば眩しい光だけ抑えて物をハッキリ見えるようにできるというのだ。
強い光から目を守り、クリアな視界を確保する機能レンズ「Kodakネオコントラスト」。
なかなか素晴らしいのだが、意外と取扱い店が少ないのが現状。けれど、知る人ぞ知る名レンズで終わるにはもったいない。
まずは群馬県桐生市の(株)福田時計店から魅力を広げていけたらと思う。
興味がある方はぜひ店頭にて、見本レンズをお試しいただければ嬉しい。
当然、良いメガネにするには適切な度数や掛け心地も欠かせない。見え方の確認、無料でできます。眼鏡に関するお悩みやご相談くださいませ。



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