群馬県桐生市で創業70年 親切と真心の店。

メガネレンズの「キズ防止コート」を標準仕様にしている理由

メガネは長く使うものだからキズに対して強いほうが良い

メガネレンズの標準仕様を聞かれたとき、誰に対しても恥ずかしくない答えができる眼鏡店にしたいと思っていました。

 

家を建てたいとなるとよく聞く標準仕様という言葉。最初に決まっている材料や設備などについてを表しています。もしも変更しようとすると追加料金となったりします。

最近は値上がりで大変のようです。当店にも建築関係のお仕事をされているお客様がいらっしゃいますが、かなりボヤしてました。

 

さて、眼鏡レンズでも標準仕様は存在します。

最近では眼鏡レンズにUV(紫外線)カット機能はつくのは普通になりました。

あらゆるところで見かける標準仕様です。

 

あとはお店の考えや方針によって変わってきます。

例えばサングラス専門店ならレンズカラーが標準となることでしょう。

価格優先のお店であれば安くできる仕様を標準にするのが自然です。

 

「1級眼鏡作製技能士」在中店の群馬県桐生市の(株)福田時計店では「UVカット」・「薄型」・「汚れ防止(はっ水コート)」に加えて「キズ防止コート」を基本にしております。

 

もちろん価格重視のレンズなど、違う物も取り扱いはあります。

ポイントは、まず最初にご提案するレンズはキズに強い物であったほうがいいという考えです。

 

何を標準にしているかでお店の姿勢や考えが分かるのではないか、というお話です。

理由について詳しくは後ほど。

 

少しでも快適に使っていただきたいから「キズ防止コート」を標準にしております

5年近く前に当店でお買い上げいただいたメガネのレンズ交換をご依頼いただきました。

見え方が変わってしまったため、度数を変えるためにレンズ交換となりました。

 

フレームは国産鯖江のメガネです。質が良く丈夫に作られているので今後もまだ使い続けたいということでフレームは継続となりました。

 

レンズは前も汚れキズ防止コートつきをお選びいただいておりました。プラスチックレンズの弱点である擦り傷に対して強くなります。

そのおかげか、見え方が変わるまで長く快適にご使用いただけたようです。

当店ベーシックタイプのメガネレンズにて交換となりました。

汚れキズに強く汚れが拭き取りやすいHOYA社のSFTコートを採用したレンズになっております。

絶対にキズがつかないとは言えませんが、少しでも快適に長く使っていただきたいという想いから標準にしております。

メーカー様ご協力によって汚れキズに強いコーティングを標準仕様にできました

レンズの表面にコーティングを施すことで汚れやキズに強くなっております。

昔はキズ防止を追加するとオプション費用がそれなりにかかりましたが、当店ではメーカー様の協力によって基本レンズとしてご案内できるようになりました。

 

最低限といえるハードコートを「キズに強いレンズ」として売っているお店もあるようですが、しっかりコーティングされたレンズと比べればやはり違います。

 

 

(株)福田時計店のベーシック単焦点レンズ(HOYA社)

屈折率1.60薄型 UVカット + ゆがみの少ない非球面設計 + 汚れキズに強いコーティングつき

度数付き2枚1組税込み¥12,100

 

 

追加オプションでさらに進化したコーティングも選べます。

お客様のご要望、度数の強さ、メガネフレームなどによってオススメするレンズは変わります。

1級眼鏡作製技能士が一人ひとりに合わせたご提案をいたします。詳しくはご相談くださいませ。

 

店舗情報

群馬県桐生市の(株)福田時計店はメガネの国家資格「1級眼鏡作製技能士」在中店です。

今のメガネが合っているかなど、見え方の確認お任せください。

 

国産鯖江のメガネフレームやフランス製アイウェアなど取りそろえております。

鯖江メガネ約100本入荷キャンペーン開催中です。

 

眼鏡レンズは日常生活に役立つものを重視しております。

さりげなく眩しさを抑えて見え方をラクにする機能カラーレンズなどに力を入れております。

 

メガネに関するご相談もお待ちしております。

 

店舗へのアクセスについて

営業時間 9:40~18:00

定休日 水曜日と日曜日

住所 群馬県桐生市東町808

TEL 0277-45-2383

 

駐車場4台分あり。

目指せ!眼鏡マエストロ メガネに関するお役立ち情報を発信中

誠実さを大事にしたい

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眼鏡マエストロ(達人)を目指して活動中。

似合うメガネ選びのポイントやレンズ情報など、お役立ち情報をブログ記事にて発信しております。

 

今回は基本に立ち返って、当店のベーシックレンズについて改めてご紹介しました。

一人一人に合わせてレンズをご紹介するのが鉄則ですが、ベースとなるレンズはまず何かというのは眼鏡店の方針や考えが出てくる部分かと思います。

 

価格重視で広く呼び込むのが悪いとはいいません。

しかし、いざ買うときになってオプション追加の連発を許すのか。もしくは最低限の仕様で我慢することになるか。

以上の点が気になってしまいます。

 

黙っていてもまずはそれなりに良い物になっている。そこから必要に応じて取捨選択したほうが誠実でいいと考えております。

 

余談ですが、眼鏡の価格の話でひとつ。

個人的にはフレームと度数つきレンズがついた一式メガネを1万円以下では売りたくないです。

見え方の確認やフレーム選びやレンズ加工、掛け心地調整からアフターフォローまでしっかり行います。

商売だから価格設定は自由とはいえ、国家資格となった技術者としてのプライドを持って取り組みたいと考えております。

 

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