前回の記事「渡良瀬川沿いを快適に走りたい　サイクリストの目を守る度付きスポーツサングラスはやっぱり日本製がイイ」の続きとなります。

単独でもお楽しみいただけますが、前回はロードバイク乗りにガッツリ使える日本製スポーツサングラス「QUAD」(クワッド)についてご紹介してます。ぜひ、そちらもご覧ください。

本格的なスポーツサングラスは非常に機能的。そして何より格好良さが段違い。

しかし、普段使いという面で考えるとちょっと目立ちます。

本格的なスポーツサングラスはちょっと気恥ずかしい。日常生活でも気兼ねなくかけられるデザインで、手軽に使える度付きスポーツサングラスが欲しい。実際にこういう意見、結構いただいております。

また、スポーツサングラスは顔を覆うまでに湾曲するハイカーブレンズを使用しています。大きく曲がるレンズはゆがみが増えます。特に強度度数だと耐えられない、という方もいるでしょう。

非常に強度な近視のためにレンズの製作が対応できず、ご案内ができないこともありました。

解決策の一つとしてインナーフレームなどでレンズを2重にするサングラスもありますが、そのぶん重たくなるし視野の範囲も1枚のレンズと比べて劣ります。

そこで、スポーツサングラスとして使用するのに耐えられる優秀な素材を使用しつつ、デザインは日常生活に溶け込む「ちょいスポーティー」なメガネ「スペシャライズ」のご紹介です。

自分を特別な存在にするためのアイウェアという意味が込められてます。

スポーツで使うのに良好な耐衝撃性や曲げ耐性を持つ素材を使ったメガネです。軽量でありながら強度に優れてます。

デザインも秀逸。スポーツ向けにピッタリなお顔をシャープに引き締める力強さ、気分を盛り上げるビビットなカラーモデルもあり。

レンズカーブも程よくあるので、目を守りつつ視野の範囲も十分に確保。ほどほどのレンズカーブのため度付きレンズでも安価に抑えられます。度付きハイカーブレンズは高価なのです。

そして日本製。日本人のお顔に馴染みやすい掛け心地がうれしい仕様になってます。

このあと、スペシャライズが持つ魅力をどんどん語っていきます。

「スペシャライズ」がスポーツ用メガネとして使えるには理由があります。

・チタンの3分の１比重。持つとスグ分かる軽さ。

・207℃の耐熱性。そもそもレンズが耐えられないかも。

・一般的な樹脂素材「ウルテム」と比べて約10倍の耐衝撃性。強い！

・同じく「ウルテム」と比べて約1.8倍の曲げ強度。確かな信頼性がここにある。

金属のようにメリハリのきいた質感でありながら、実は軽量で丈夫な作り。持ち上げてみると「あれ！？軽い」という感想になるでしょう。見た目はメタルみたいなのに不思議な感じです。

弾力性・耐衝撃性に優れた超高機能樹脂である「ポリフェニルサルフォン」素材をうまくメガネに活用してます。

「スペシャライズ」メガネフレームを作っているのは鯖江にある会社「アイテック株式会社」。

国産のメガネの表面処理において７割以上の高いシェアを誇るという、表面処理のプロ。

精巧さと強度の両立を実現しております。

優れたグリップ感が特長のエラストマー製モダンを使用。耳元をしっかりフィットさせてくれます。

あまり曲げずにフィットしてくれるので、ヘルメットをかぶるのに邪魔になりにくい作りになってます。ロードバイクに乗るのにはもちろん、オートバイなどに乗る人にも嬉しい仕様になってます。

さらに中に金属芯が入っているため、細かな調整が可能。さすがは鯖江にある会社。メガネの命はフィッティングにあることを分かってます。

通常、樹脂フレームはどうしてもカジュアルな印象になりがちです。

遊びではいいですが、ビジネスシーンに使うのには気が引けてしまうことも。

スペシャライズは樹脂でありながら、金属用の表面処理ができる素材が使われています。そのため、金属が持つ重厚感と風格を感じさせます。

そのため、日常での使用でも違和感無くお顔のイメージを引き締めてくれる効果があるのです。

なかなかないですよ、樹脂フレームと金属フレームの良いところ取りなメガネって。

メガネをかけた人をシャープに引き立てる、立体感あるデザインも素敵です。

「スペシャライズ」はお顔をすっぽり覆いつくすようなレンズではありません。

あまりにも湾曲したレンズを日常生活で使ってると、ちょっと浮いてみえるかもしれません。本格的なスポーツサングラスをお求めなら「QUAD」(クワッド)のような物に任せましょう。

とはいえ、ある程度のレンズカーブが似合うようにはなってます。

目の保護、まぶしさカット、視野の確保は十分できるようになってます。

レンズカーブが程々なのでゆがみが少なく強い度数が必要な方も慣れやすいというメリットがあります。ハイカーブレンズより安価になるので機能レンズにも挑戦しやすい。例えば、紫外線に反応してレンズの色が自動で変わる「調光レンズ」とか入れるのもいいですね。

本格スポーツサングラスで度付き調光レンズなんてつけようものなら、普通はかなりの費用がかかります。

しかし、そこそこのカーブであれば対応できるレンズが多いために安価なものを選ぶことができます。

日常で使うメガネであれば見本のレンズどおりのレンズカーブ(約4カーブ)でOK。

スポーティーに使いたいあれば、5カーブレンズを入れるのもアリかなと思ってます。

ハイカーブ入門といえる程度なので違和感が少なく、サングラスらしい風合いを楽しめます。

さらに紫外線の当たり具合でレンズの色が変わる「調光レンズ」を入れるのも面白いです。

日差しがある屋外で活動中は色が付いて、まぶしさカット。屋内では透明に近い色で暗くならないという便利モノ。

日常とスポーツを両立するメガネにピッタリです。

実際に「スペシャライズ」公式サイトでも調光レンズを入れて使われている動画が載っています。

早朝のロードバイク乗りではスポーツサングラスとして、そして屋内では普通のメガネとして。1本で2役こなすスペシャライズのコンセプトにふさわしい使われ方だと思います。

色が入ったレンズで朝の日差しのまぶしさを防ぐ。路面が見やすいので快適で安全面でも役立ってます。

そしてロードバイクを降りて屋内に入ればレンズの色がスッと抜けて透明に。日常で使いやすいメガネへ変身。という内容です。

同じような使い方をするなら、選ぶレンズはニコンのビューフィットがおすすめです。

レンズカーブを指定できるので、フレームに合う美しさと機能性を確保できます。普段使い多めなら4カーブ、サングラスらしさを求めるなら5カーブといった具合に細かい指定ができます。

一般的なそこらのレンズでは当然こんな細かい設定できません。

さらにオプションで調光レンズもつけられます。

従来のグレーやブラウンのほか、メンズに人気のサファイアブルーやエメラルドグリーンも選べます。

レンズ価格も頑張ります。

詳しくは店頭でご説明いたします。

入荷しても割とすぐ売れてしまって、色がそろわないことが多い「スペシャライズ」メガネフレーム。

今回、ちょうど動画でモデルさんが掛けていたのと同じメガネフレームが入ってきてます。

見た目はホントに金属の質感。でも機能面は軽量で高性能な樹脂フレーム。

ネイビーの色合いによって、さらに知的で堅実な雰囲気になってます。

見本よりもう少しだけカーブが大きい湾曲したレンズを入れると、格好良さがさらに増すでしょう。

お客様のご希望や用途によって変わるので、ご相談のうえで決めることもできます。

あと、別にスポーツで使うつもりじゃなくても十分にカッコイイので気にせずお気軽にお試しください。店頭で試着できますよ。

日本製メガネ「スペシャライズ」フレーム価格　税込1万円台　度付きレンズOK

お見積もりは店頭ですぐにできます

群馬県桐生市で創業60年以上の眼鏡店　宝石・メガネ・時計の(株)福田時計店

「認定眼鏡士」在中店。見え方の確認、メガネのご相談など無料で受付しております。

営業時間　9：40～18：40

定休日　水曜日・日曜日

住所　群馬県桐生市東町808

TEL　0277-45-2383

店舗専用駐車場4台分あり

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メガネ店の激戦区と呼ばれる群馬県桐生市で眼鏡マエストロを目指し、日々活動しております。(マエストロ＝巨匠・名人など)

次の世代に伝えていきたいメガネ、メガネ選びのコツ、新しい時代にふさわしいメガネレンズなどについて語っております。

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